FMotorsports Kaigai: 2011年9月
2011年9月30日 (金)
ALMS:Rd.9&ILMC:Rd.6ロードアトランタ プラクティス1&2回目結果
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GP2:ヘレステストタイム (9月29日)
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2011年9月29日 (木)
GP2:ヘレステストタイム (9月28日)
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NASCAR:2012年スプリントカップカレンダー
■2012年NASCARスプリントカップ・カレンダー
Rd. | Date | Race/Circuit |
02月18日 | バドワイザー・シュートアウト* | |
02月23日 | デュエル* | |
1 | 02月26日 | デイトナ500 |
2 | 03月04日 | フェニックス |
3 | 03月11日 | ラスべガス |
4 | 03月18日 | ブリストル |
5 | 03月25日 | オートクラブ |
6 | 04月01日 | マーティンズヴィル |
7 | 04月14日 | テキサス |
8 | 04月22日 | カンサス |
9 | 04月28日 | リッチモンド |
10 | 05月06日 | タラデガ |
11 | 05月12日 | ダーリントン |
05月19日 | NASCARスプリント・オールスターチャレンジ・シャーロット* | |
12 | 05月27日 | シャーロット |
13 | 06月03日 | ドーバー |
14 | 06月10日 | ポコノ |
15 | 06月17日 | ミシガン |
16 | 06月24日 | ソノマ(インフィネオン) |
17 | 06月30日 | ケンタッキー |
18 | 07月07日 | デイトナ |
19 | 07月15日 | ニューハンプシャー |
20 | 07月29日 | インディアナポリス |
21 | 08月05日 | ポコノ |
22 | 08月12日 | ワトキンズグレン |
23 | 08月19日 | ミシガン |
24 | 08月25日 | ブリストル |
25 | 09月02日 | アトランタ |
26 | 09月08日 | リッチモンド |
27 | 09月16日 | シカゴランド |
28 | 09月23日 | ニューハンプシャー |
29 | 09月30日 | ドーバー |
30 | 10月07日 | タラデガ |
31 | 10月13日 | シャーロット |
32 | 10月21日 | カンサス |
33 | 10月28日 | マーチンズビル |
34 | 11月04日 | テキサス |
35 | 11月11日 | フェニックス |
36 | 11月18日 | ホームステッドマイアミ |
* ノンタイトルレース |
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2011年9月27日 (火)
LMS:ポルシェ チームが表彰台、勝利、そしてチャンピオンシップを獲得
プレスインフォメーション 2011年9月27日
ル・マン・シリーズ第5戦、エストリル/ポルトガル
Porsche 911 GT3 RSR, Team Felbermayr-Proton, Marc Lieb, Richard Lietz (C)Porsche AG.
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)のワークスドライバー、マルク・リーブ(ドイツ)/リヒャルト・リーツ(オーストリア)組がドライブする911 GT3 RSRは、エストリルで開催されたル・マン・シリーズ(LMS)の最終戦において、GTE Proスポーツカー・クラスで今シーズン最高の結果となる2位を獲得しました。
また、ワークスドライバーであるウォルフ・ヘンツラー(ドイツ)/パトリック・ピレ(フランス)組は3位に入賞、シーズン最高の結果に喜びを隠しませんでした。さらに、1台の車両に1名のプロドライバーのみがエントリーを許されるGTE Amクラスも盛り上がりを見せました。フランス人のニコラ・アルマンド/ライモン・ナラック組は、2010年スペックの911 GT3 RSRで優勝しシーズンに花を添え、ドライバーズ・チャンピオンシップを獲得しました。
Richard Lietz (l), Marc Lieb (r) (C)Porsche AG.
「すばらしいレースでした」とマルク・リーブが話しています。「予想通り、フェラーリとの戦いになりましたが、私達の911は6時間のレースを通して安定した性能を発揮しました。チェッカーフラッグを目指して、リヒャルトとチーム、そして私を含む全員が全力で戦いました。最後のピットストップで、リヒャルトは運悪くトラフィックに捕まってしまいました。これが決定的な数秒の差となってしまいフェラーリにトップの座を明け渡すことになりました」。
4番グリッドからスタートしたリヒャルト・リーツは、約1時間後には2位に浮上しました。リーブおよびリーツは、周回ごとにトップとの差を詰めていきました。この差を覆したのはドライバーチェンジ後の2回目のスティントを担当していたリーツです。フェルベマイヤー・プロトン・チームのピットクルーは8秒短いピットストップでリーブをコースに送り出し、911 GT3 RSRはトップに躍り出ました。しかし、このポジションを守るのは容易ではありませんでした。リーブはポジションを守り続けましたが、完全に振り切ることはできませんでした。フェルベマイヤー・プロトン・チームの最後のピットストップも完璧でしたが、コースに戻ったリーツはトラフィックに捕まり、この間にフェラーリがトップを奪い返したのです。リーツは先行するフェラーリを猛追しますが、幅が狭いこのコースでは、再び抜くことはできませんでした。「終盤は感動的でした」とリヒャルト・リーツは話しています。「最終ラップでは、2度サイドバイサイドのシーンがあり、何度も接触しました。しかしオーバーテイクのためにフェアなレースの一線を越えたくはありません。勝利を目前にして、これほどのわずかな差で負 けたことを考えると、2位の喜びも多少冷めてしまうのは仕方ないのかもしれません」。最近2年間ドライバーズチャンピオンの座に君臨したこのコンビは、今年はシリーズ3位という結果に終わりました。
ポルシェジャパン・プレスリリース
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NASCAR:Rd.29ドーバー・スケジュール/エントリーリスト
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WTCC:新井敏弘、ワークス・シボレーで鈴鹿ラウンドに出場
9月26日、WTCCのシボレーRMLチームは、鈴鹿ラウンドでラリードライバーの新井敏弘(45歳)がチーム4台目のクルーズ1.6Tで出場することを発表した。
日本人ラリードライバーとして最も成功を収めている新井は20年間のラリー戦績を持ち、2005年と2007年にはスバルよってFIAプロダクションカー・ワールドラリー選手権(PWRC)のチャンピオンとなっている。
鈴鹿では、シボレーのレギュラードライバー、イワン・ミューラー、ロバート・ハフ、アラン・メニュに加わり、初のサーキットレースを戦うことになる。RMLシボレーは、ブラジル・クリティバ戦では、地元のストックカーレースのスターカルロス"カカ"に4台目のマシンをドライブさせている。
新井は先週木曜日にイギリス、ペンブレイですでにWTCCクルーズのテストを行っている。「テストはとても満足できるものだった」と新井はいう。「クルーズはドライブして楽しくとても敏感なマシンだった。チームもとてもプロフェッショナルで、ホームイベントにシボレーで出場できる機会をもらって嬉しい。これはわたしにとっては新しい経験だが、WTCCとWRCプロダクションカーの基本は同じものだ。早くマシンに慣れることを望んでいる。クルーズでWTCCに出場できることは最高の夢が実現するようなものだね」
今シーズンのWTCCにはインディペンデントクラスに同じシボレー・クルーズで谷口行規がフル参戦しており、これで鈴鹿では2人の日本人ドライバーが出場することになる。
WTCC鈴鹿ラウンドは10月23日に決勝レースが行われる。
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2011年9月26日 (月)
NASCAR:トヨタモータースポーツニュース"ブライアン・ヴィッカーズが燃費レースで5位フィニッシュ"
2011年9月26日
トヨタ自動車(株)
スポーツ車両統括部
モータースポーツ推進室
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第28戦 Sylvania 300
開催日:9月25日
ブライアン・ヴィッカーズが燃費レースで5位フィニッシュ
カイル・ブッシュは11位に入り、ランキング6位に浮上
"トヨタ カムリ"最上位の5位フィニッシュを果たしたブライアン・ヴィッカーズ(#83)と
首位を争ったが惜しくも15位に終わったケイシー・カーン(#4)
9月25日(日)、米国北東部ニューハンプシャー州ロードンのニューハンプシャー・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第28戦「Sylvania 300」が開催された。
"マジック・マイル"の愛称を持つ同コースは、バンク角が小さく、難コースとして知られている。スプリント・カップ・シリーズでは年に2回開催。そのうちの一戦は毎年"チェイス"の中に組み込まれ、2009年と2010年はデニー・ハムリンが2位フィニッシュを果たしている。
23日(金)に1回練習走行を走った後、午後3時10分から予選が開始。ケイシー・カーンとブライアン・ヴィッカーズのチームメイト同士がが2番手、3番手グリッドと好位置からのスタート。カイル・ブッシュが8番手、マーティン・トゥルークス・Jr.が9番手でトップ10グリッドを確保し、11台の"トヨタ カムリ"が決勝へと進んだ。ハムリンは"チェイス"ドライバー最下位の28番手からの追い上げを強いられることとなった。
25日(日)、抜けるような秋晴れの空の下、10万人近い観客の見守る中で、午後2時19分に1.058マイルを300周(317.4マイル:約510km)して競われる決勝レースがスタート。
序盤は2番手スタートのカーンがトップ争いに加わり、ヴィッカーズとトゥルークス・Jr.もトップ10圏内をキープ。イエローコーションは出ず、60周目前後から各車グリーン下でピットインを開始し、全車がピットを終えた時点で、カーンは首位に躍り出た。
86周目にこの日最初のイエローコーションが出されると、3台を残して各車ピットイン。カーンはコース上に残った3台に続く、4位で再スタートを切ると、すぐに前を行く元F1ドライバーのファン・モントーヤ(シボレー)らをかわして2位に浮上。首位を行くマーク・マーティン(シボレー)と激しい争いを展開。134周目にはマーティンをかわして再び首位に立った。
140周目過ぎから各車2回目のグリーン下でのピット作業となり、カーンも147周目にピットイン。しかし、そのすぐ後、156周目にスピン車両によりこの日2度目のイエローコーションとなった。
ピットインしたばかりのカーンはここで唯一コース上に残り、他の車両はピットへ。173周目にもイエローコーションが出されたが、今度はトップ9台がコース上に残る作戦を採った。これで入らなかったカーンが2位、28番手スタートから着実に順位を上げてきたハムリンが9位、ピットへ入ったKy.ブッシュが12位で再スタート。
その後は再びイエローコーションが出ない展開となり、各車燃費レースを想定しての、後半戦となった。ここで苦しくなったのは、2回目、3回目のイエローコーションで給油しなかったカーンと、3回目のイエローコーションでコースに残った、ハムリンを含む8台。
カーンは217周目にグリーン下でピットに向かったが、フルタンクで70周程度走行できるこのコースでは、もう一度給油が必要となり、終盤でのイエローコーションを期待することとなった。
ハムリンは225周目、この日ハンドリングに苦しみながらもハムリンとトップ10前後を争っていたKy.ブッシュは231周目にピットイン。3番手スタートから中盤順位を落としながらも再び調子を戻してきたヴィッカーズも、237周目にピットへ向かった。
カーンの期待していたイエローコーションは結局最後まで出ず、燃料をセーブして3位を走行していたカーンは284周目にグリーン下でピットイン。20位以下へと後退。
残り10周を切り、ハムリンが6位、ヴィッカーズが7位でのチェッカーを目前にしていたが、残り3周となった297周目、ハムリンは痛恨の燃料切れに見舞われスローダウン。
他にも燃料切れの車両が出る波乱の幕切れで、"トヨタ カムリ"勢では、ヴィッカーズが最上位となる5位でフィニッシュ。Ky.ブッシュも最後まで走りきり11位。この結果、Ky.ブッシュは"チェイス"のランキングで6位へと順位を上げた。
次戦第29戦は10月2日(日)、米国東部デラウェア州ドーバーのドーバー・インターナショナル・スピードウェイで行われる。
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2011年9月25日 (日)
2011年9月24日 (土)
NASCAR:Rd.28ニューハンプシャー 予選結果
■ニューマン、ニューハンプシャー通算6度目のポールポジション獲得
ライアン・ニューマン (C)nascarmedia 拡大します
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WTCC:2012年暫定カレンダーを発表
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INDY:アンドレッティAS、来年からシボレーエンジンにチェンジ
Chevrolet Indy V6 Enigine (C)General Motors 拡大します
9月23日、インディカーシリーズのアンドレッティ・オートスポーツは、2012年からの同シリーズでシボレーエンジンを使用することを発表した。1997年のCART以来ホンダエンジンを使用、2003年からはIRLでホンダのトップチームとして活躍してきたチームは、チーム・ペンスキーなどとともにアメリカメーカー製エンジンの使用へと転換することとなった。
マイケル・アンドレッティは、ホンダエンジン以前に1987年から1991年までシボレーエンジンのマシンでCART/PPGシリーズで20勝を挙げ、1991年には最多8勝を記録してシリーズチャンピオンに輝いている。1987年のロングビーチではシボレーエンジンに初優勝をもたらしている。
「わたしは再びシボレーとともに働くことになって興奮している」とインディカーシリーズ通算勝利数歴代3位を誇るマイケル・アンドレッティ。「われわれは、ちょうど3年でシボレーエンジンで15勝を挙げた。1991年のシーズンはマジカルだったね。現在アンドレッティASとわれわれのスポンサーには、シボレーで再び勝つ機会を持っている。これはかなり強力な連携になるだろう。シボレーはモータースポーツに集中しているし、勝利者として証明されたものだからね」
2012年のシボレー・インディカーエンジンは、2.2リッターV6ツインターボで、ブロックとシリンダーヘッドはアルミ製、ダイレクトインジェクションを持つ。
シボレーのパフォーマンス・ビークルとモータースポーツ部門副代表のジム・キンベルは「われわれはアンドレッティASがシボレーファミリーの一員として、2012年から新しいV6ツインターボエンジンとともに戦うことを誇りに思う。マイケルと彼の家族はシボレーで多くのレースに勝ってきた。そして今、われわれは新しい協力関係によって勝ち続けるつもりだ。チームにはなるべく早く2012年のエンジンテストを始めてもらうことを望んでいる」と語る。
インディカーシリーズへエンジンを供給するメーカーは、10月の初めには本格的にトラックテストを開始する。ダララ製のニューシャーシは12月中旬に各チームに届けられ、年明けにはニューマシンによる最初のテストが行われる。
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2011年9月23日 (金)
INDY:アレジ、2012年のインディ500に現役復帰!
9月23日、グループ・ロータスは来年第96回目となるインディ500マイルレースに、ジャン・アレジがドライバーとして出場することを発表した。
1989年から2001年までF1で活躍したアレジは、その後ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)やルマンシリーズに出場。今年1月にはブランド大使と開発コンサルタントとしてグループ・ロータスに加わり、F1カスタマーマシン『T125』の開発に関わっている。
これがオーバルレース初出場となるアレジは「ロータスがインディ500マイルのような世界的に有名なレースに出場する機会を与えてくれたことに興奮している。それはわたしにとって特別な経験になるだろう。しかし、これから非常に多くの仕事があることを覚悟している。これから立ち向かう仕事に集中し、多くのトレーニングを真剣にこなしてきている。今回の現役復帰にはたくさんのプロ集団からのバックアップを受けている。レースを本当に楽しみにしているんだ」と語る。
アレジは、来年から新規定となるインディカーシリーズ用のロータス製2.2リッター・V6ターボエンジンの開発にも関わっており、それは今年10月に初のベンチテストにかけられ、12月にはトラックテストが予定されている。
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2011年9月22日 (木)
BTCC:2012年暫定カレンダーを発表
Date | Circuit (lay-out) |
04月 - 01日 | ブランズハッチ (Indy) |
04月 - 29日 | スラクストン |
06月 - 10日 | オウルトンパーク |
06月 - 24日 | クロフト |
08月 - 12日 | スネッタートン |
08月 - 26日 | ノックヒル |
09月 - 23日 | ロッキンガム |
10月 - 07日 | シルバーストーン |
10月 - 21日 | ブランズハッチ (Grand Prix) |
* The date of the Donington Park event is yet to be announced but will not impact the start or finish dates of the 2012 season. BTCC organiser TOCA expects to be in a position to announce that calendar date within the next three weeks.
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2011年9月21日 (水)
NASCAR:Rd.28ニューハンプシャー・スケジュール/エントリーリスト
■タイムスケジュール
デュラン自動車、フォールズ、バーモント州ベローズ
NEW HAMPSHIRE MOTOR SPEEDWAY 2011 EVENT SCHEDULE | ||
NASCAR SPRINT CUP SERIES | ||
NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES | ||
Thursday September 22ND | ||
07:00 | NKNPS-E | GARAGE OPENS & INSPECTION BEGINS |
07:30 | NWMT | GARAGE OPENS & INSPECTION BEGINS |
11:30 - 13:00 | NKNPS-E | PRACTICE |
13:15 - 14:45 | NWMT | PRACTICE |
15:15 | NKNPS-E | QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS) IMPOUND-FOLLOWED BY |
15:30 | NCWTS | HAULERS ENTER |
16:45 APPROX. | NWMT | QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS) |
17:00 | NKNPS-E | GARAGE CLOSES |
19:00 | NWMT | GARAGE CLOSES |
Friday September 23RD | ||
06:30 | NCWTS & NSCS | GARAGE OPENS |
10:00 - 11:20 | NCWTS | PRACTICE |
11:30 - 13:00 | NSCS | PRACTICE |
12:00 | NKNPS-E | GARAGES & REGISTRATIONS OPEN |
13:15 - 14:30 | NCWTS | FINAL PRACTICE |
15:10 | NSCS | QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS) |
16:40 | NKNPS-E | DRIVER INTRODUCTIONS-SECURITY CLEAR PIT ROAD |
17:00 | NKNPS-E | RACE (125 LAPS 132.24 MILES) |
Saturday September 24TH | ||
07:00 | NWMT & NCWTS | GARAGE & REGISTRATION OPENS |
09:00 - 09:30 | NWMT | FINAL PRACTICE |
09:40 - 10:30 | NSCS | PRACTICE |
10:40 | NCWTS | QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS) |
11:15 | NWMT | DRIVERS / CREW CHIEF MEETING (GARAGE) |
11:30 - 12:30 | NSCS | FINAL PRACTICE |
12:35 | NWMT | DRIVER INTRODUCTIONS-SECURITY CLEAR PIT ROAD |
12:45 | NWMT | RACE (100 LAPS 105.8 MILES) |
14:30 | NCWTS | DRIVER INTRODUCTIONS-SECURITY CLEAR PIT ROAD |
15:00 | NSCS | GARAGE & REGISTRATION CLOSES |
15:00 | NCWTS | RACE (175 LAPS 185.15 MILES) followed by |
Sunday September 25TH | ||
08:00 | NSCS | GARAGE & REGISTRATION OPENS |
13:30 | NSCS | DRIVER INTRODUCTIONS-SECURITY CLEAR PIT ROAD |
14:00 | NSCS | RACE (300 LAPS 317.4 MILES) |
14:30 | NSCS | REGISTRATION CLOSES |
ALL TIMES ARE LISTED IN EASTERN | ||
09/06/11 NSCS NHM 11-02 TENTATIVE SUBJECT TO CHANGE |
Track Details
Completed : 1990
Distance : 1.058 miles
Shape : Oval
Banking : 2°/7° turns
(variable)
1° straights
Frontstretch : 1,500 feet
Backstretch : 1,500 feet
Seating : 93,521
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ALMS:ポルシェ911 GT3 Rハイブリッド–効率が成功のカギ
プレスインフォメーション 2011年9月20日
アメリカン・ル・マン・シリーズ第8戦、ラグナセカ
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)の911 GT3 Rハイブリッドは、カリフォルニア州モントレーのラグナセカで開催されたアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)第8戦において、その速さと効率を発揮しGTクラスのすべてのライバルたちを凌駕いたしました。
米国西海岸のデビュー戦となったラグナセカでポルシェのワークスドライバー、ロマン・デュマ(フランス)/リヒャルト・リーツ(オーストリア)組は、このテクニカルコースでレースの最速ラップを叩き出しただけでなく、6時間におよぶレースで他のGT車両がピットストップを5回行ったのに対し、3回のみでレースを完走し、インテリジェントパフォーマンスを感動的なかたちで証明して見せました。
またタイトルディフェンダーであるイェルク・ベルクマイスター(ドイツ)/パトリック・ロング(米国)組は、ラグナセカで911 GT3 RSRをドライブし、フィニッシュまで接戦となった世界最速のスポーツカーが競うGTクラスを制し、シーズン初となる勝利を飾りました。ポルシェにとってはミッドオハイオ戦およびボルチモア戦に続くALMSでの今シーズン3勝目となります。
ポルシェ911 GT3 Rハイブリッドは、カリフォルニアでもファンの大きな注目を集めました。このヴァイザッハ生まれのスポーツカーは、このレースでは最後尾グリッドからのスタートでポイントも与えられないにもかかわらず、わずか数周で前走車をすべて抜き去りトップに躍り出て、グランドスタンドを沸かせました。911 GT3 Rハイブリッドは、まったく新しいドライブコンセプトによる安定した速いペースと優れた燃費で周回を重ね、他のGTクラスの全車両を抑えてフィニッシュし圧倒的な性能を見せつけました。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
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2011年9月20日 (火)
NASCAR:トヨタモータースポーツニュース""チェイス"開幕。雨天順延となったレースでトヨタ勢苦戦"
2011年9月20日
トヨタ自動車(株)
スポーツ車両統括部
モータースポーツ推進室
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第27戦 Geico 400
開催日:9月19日
"チェイス"開幕。雨天順延となったレースでトヨタ勢苦戦
"トヨタ カムリ"勢最上位の12位でフィニッシュしたケイシー・カーン(#4)
9月19日(月)、米国中部イリノイ州ジョリエットのシカゴランド・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第27戦「Geico 400」が開催された。
年間36戦もあるNASCARスプリント・カップ・シリーズの終盤10戦で、上位12名のドライバーが一旦ポイントをリセットしてタイトルを争うプレーオフ、"チェイス・フォー・ザ・スプリント・カップ"(通称チェイス)がついに始まった。
トヨタ勢では、今季これまでに4勝を挙げ、誰よりも早く"チェイス"入りを決めたカイル・ブッシュと、昨年最終戦までタイトルを争うも、惜しくも2位に終わり、今季雪辱に燃えるデニー・ハムリンの2名がタイトルを争う"チェイス"の12台に入り、終盤10戦でのタイトル争いに挑む。
今大会が行われるシカゴランドでは、2008年にKy.ブッシュ、昨年はデイビッド・ロイティマンが勝利を飾っている。
17日(土)午後0時40分より予選が行われ、ブライアン・ヴィッカーズが8番手、Ky.ブッシュが9番手、ジョーイ・ロガーノが10番手。ハムリンは27番手グリッドからの追い上げを強いられることとなり、11台の"トヨタ カムリ"が決勝に進んだ。
18日(日)は午後1時過ぎに決勝レースのスタートが予定されていたが、断続的な降雨に見舞われ、スタートは遅延。ジェットドライヤーカーで路面乾燥を行い、レーススタートのチャンスを伺ったが、その甲斐無く、約6時間経った午後7時過ぎに、翌19日(月)への延期が決定。午前11時より決勝レースが行われることとなった。
19日(月)曇り空の下、午前11時13分に1.5マイルオーバルを267周(400.5マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタート。
9番手スタートのKy.ブッシュは序盤7位前後を走行していたが、30周目にコンペティション・コーションが出され、各車ピットへ向かうと、ここで2本タイヤ交換作戦を採ってポジションを上げ、34周目に首位浮上。その後実兄のカート・ブッシュ(ダッジ)と首位争いを展開した。
70周目にこの日2度目のイエローコーションが出され、各車再びピットイン。ここでタイヤを4本交換したKy.ブッシュは若干順位を落とすものの、トップ10はキープ。一方で、20位前後を走行していたハムリンは、再スタート後にタイヤの異常振動に見舞われるアクシデント。グリーン下での再ピットインを強いられ、周回遅れとなってしまった。
その後"ラッキー・ドッグ"(イエローコーション発生時に周回遅れの最上位が首位と同一周回に戻れる措置)獲得を狙っていたハムリンだったが、なかなかイエローコーションは出ず、次のピット作業は全車グリーン下でとなったため、更に後れを取ることとなってしまった。
145周目にようやくこの日3度目のイエローコーションが出され、全車ピットイン。トップ5を走行していたKy.ブッシュがこのピット作業で大きくタイムロスを喫し、19位へと後退。しかし、Ky.ブッシュはそこから猛烈な追い上げを開始し、4回目のイエローコーションからの再スタートとなった170周目過ぎにはトップ10圏内まで復帰した。
上位を"チェイス"のドライバーが占める中、"チェイス"外のドライバーでは、マーティン・トゥルークス・Jr.が好走を見せ、後半はトップ10圏内をキープ。204周目にこの日5度目、213周目に6度目のイエローコーションが連続で出されると、上位勢が両方でピットインする中で、6度目はコース上に残ったトゥルークス・Jr.が残り50周の時点で首位に立った。
また、この6度目のコーションでは、序盤ピットロードでのスピード違反と、壁へのクラッシュで周回遅れとなっていたケイシー・カーンが"ラッキー・ドッグ"を獲得し首位と同一周回に復帰した。
終盤首位争いを展開したトゥルークス・Jr.は、さすがに最後までは燃料が持たず、253周目にピットイン。トゥルークス・Jr.よりも10周ほど後に給油を行った上位勢にとっては、最後まで燃料をもたせられるかの燃費戦となった。
Ky.ブッシュは8位を走行していたが、ファイナルラップを示すホワイトフラッグが降られた直後、痛恨の燃料切れ。チェッカーフラッグを受けることができず、1周遅れの22位でレースを終えることとなった。
他にも多くの車両が最後に燃料切れとなる波乱の幕切れとなったこのレース、トヨタ勢では、残り50周で周回遅れを脱した後、素晴らしい追い上げを見せたカーンが12位で最上位フィニッシュ。チームメイトのヴィッカーズが13位で続いた。トゥルークス・Jr.は18位。終盤タイヤのパンクにも見舞われるなど不運が続いたハムリンは31位に終わった。
次戦第28戦は9月25日(日)、米国北東部ニューハンプシャー州ロードンのニューハンプシャー・モーター・スピードウェイで行われる。
ドライバー ケイシー・カーン:
「我々の"トヨタ カムリ"は本当に絶好調だった。チームは素晴らしい仕事をしてくれ、エンジンも最高だった。私のミスで壁にヒットしたことを除けば、全てがいつも通り上手く行っていた。壁にヒットしたことで、車体後部にかなりのダメージを負って後退を余儀なくされたが、チームのおかげで周回遅れからリードラップに復帰することができた。終盤は我々は非常に速かったのだが、結果には繋がらなかった。我々は今日優勝を狙えるチームだったが、私のミスもあり、トップ5入りすることもできなかった。しかし、今日の"トヨタ カムリ"は確かにこれまでで最高の仕上がりだった」
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2011年9月19日 (月)
NASCAR:Rd.27シカゴランド 決勝レースは雨のため月曜日に延期
(C)nascarmedia 拡大します
NASCARスプリントカップ第27戦、チェイス初レースとなるシカゴランドでの『Geico 400』は、雨のため月曜正午スタートに延期となった。
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INDY:ホンダモータースポーツリリース"インディジャパンのラストレースに5万5000人の大観衆が熱狂"
インディジャパンのラストレースに5万5000人の大観衆が熱狂
スコット・ディクソンが隙のない走りでポール・トゥ・フィニッシュを達成
2位のウィル・パワーがシリーズランキングトップに返り咲く
佐藤琢磨は10位、武藤英紀は18位
すばらしい快晴の下、14年の集大成となった「インディジャパン ザ ファイナル」は、5万5000人の大観衆を前に、初めてロードコースで開催されました。
650馬力の大パワーを誇るインディカー26台は、ツィスティでアップダウンに富む美しいコースで63周のレースを戦い、ポールポジションからスタートしたスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が、予選で見せた圧倒的な走りを決勝でも見せつけて優勝を飾りました。ディクソンにとっては今シーズン2勝目、キャリア27勝目となり、ツインリンクもてぎのオーバルとロードコース、両方で勝利する初めてのドライバーとなりました。また、所属するチーム、Chip Ganassi Racingはこの優勝で2002年、2009年に続く日本での3勝目を果たしました。
予選2番手からスタートしたウィル・パワー(Team Penske)は、ディクソンにレースを通じて粘り強く食い下がり続けました。ピットストップは両チームとも完ぺきで、2人の戦いはきん迫したままレース終盤へと突入しましたが、ディクソンのドライビングに隙はありませんでした。
ゴール目前になってフルコースコーションが発生し、残り3周というところで切られたリスタートでパワーが絶妙のタイミングでメインストレートを加速。ディクソンの真横に並びかけましたが、ディクソンは落ち着いてアウト側からスピードを保ったまま1コーナーを旋回、そこからのドライビングでもついに一度のミスも犯さず、ゴールまで走りきりました。
3位でゴールしたのはマルコ・アンドレッティ(Andretti Autosport)でした。10番手からスタートした彼は、ピットストップとリスタートでポジションを上げ、表彰台を獲得しました。4位はアレックス・タグリアーニ(Sam Schmidt Motorsports)、5位はオリオール・セルビア(Newman Haas Racing)でした。
ポイントリーダーとしてインディジャパンを迎えたダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)は、9番手からスタート。レースが中盤に入った26周目に切られたリスタートで他車と接触し、24位まで後退を喫しました。それでも彼はあきらめずに走り続け、着々とポジションをばん回。最後のリスタートでも順位を上げて8位でゴールしました。しかし、パワーが2位フィニッシュでシリーズポイントを542点まで伸ばしたため、ポイントリーダーの座はパワーが逆転。今回、24点しか稼げなかったフランキッティは、11点差の531点で残り2戦を戦うこととなりました。
佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)は10位、武藤英紀(Sam Schmidt Motorsports)は18位でのゴールとなりました。佐藤はレース中に2回の接触がありながら、トップ10フィニッシュを達成しました。武藤は2周目にピットインする作戦が成功して一気にトップグループに躍り出る勢いをみせましたが、2度目にピットインしたタイミングがフルコースコーションと重なってしまい、24位までポジションダウンを喫します。しかし、その状況から6つポジションを上げてフィニッシュまで走りきりました。
今年のインディカー・シリーズも、残るは10月に行われるケンタッキーとラスベガスの1.5マイル・オーバルを使ったレースの2戦となります。
コメント
スコット・ディクソン(優勝)
「チームがファンタスティックなマシンを用意してくれました。2回のピットストップも完ぺきでした。今日のレースで勝利を挙げるべく、すべてがうまく展開できました。チームが持つすばらしい力のおかげです。ゴールを目前にしたリスタートは高度の緊張を強いられました。グリーンフラッグが振られた時点でウィル・パワーの加速がよく、ターン1への進入でポジションを守るのは大変でした。それでも最終的に我々の望む結果となり、満足のいく週末で終えることができました」
ウィル・パワー(2位)
「今週末の私たちは、自分たちがコントロールできること、自分たちのマシンや自分たちのレースに集中し、シリーズポイントのことは考えずに戦うと決めていました。そして、その通りの戦いが実現できたと思います。レースの日をいい一日とし、目指す結果を得られたと考えています。そして、私たちにはまだ2レースが残されています。それらは1.5マイル・オーバルで、私の大好きなコースレイアウトです。しかし、フランキッティも1.5マイル・オーバルを得意としているので、今年もチャンピオン争いは最終戦までもつれ込むでしょう」
マルコ・アンドレッティ(3位)
「フルコースコーションのないレース展開だったなら、確実に走ってゴールまでマシンを運ぶことが必要です。しかし、フルコースコーションが発生し、そのあとにリスタートが切られるのであれば、そこでは何が起こるか分かりません。私はオリオール・セルビアに1度パスされました。幸いにもレースで彼を抜き返すことができ、こうして表彰台に上ることができました。チームにとってすばらしい一日となりました」
佐藤琢磨(10位)
「悔しいレースとなりました。今週はずっとマシンを思い通りに仕上げることができず、レースでは序盤にアクシデントにあって、ポジション的に大きなダメージを受けてしまいました。サスペンションを曲げてしまったこともあって、そこからポジションを戻すのには大変苦労しました。最後のリスタートはとてもうまく加速ができたと思っていたのですが、アウトから大きく被せてきたマシンと接触し、順位を下げてしまいました。その場面も今日のレースでの悔しい点でした。インディジャパン出場は2回目ですが、今年もすばらしい応援をしていただきました。結果はとても残念ですが、大勢のファンの前で走れたのは本当に楽しかったです。残るは2レース、最高の結果が残せるように精一杯戦います」
武藤英紀(18位)
「2周目にピットに入るというチームの作戦はとてもよかったと思います。マシンも非常にいい仕上がりでした。しかし、2回目のピットストップに入ったタイミングでフルコースコーションが出され、ピットで作業を受けることなくコースへ戻らなくてはなりませんでした。そのために、せっかく稼いだポジションを大きく落としてしまいました。そこからは後方集団に入ってしまい、オーバーテイクも難しいレースとなりました。しかし、最後まで全力で攻めるレースを戦うことはできました。結果は満足できるものにはなりませんでしたが、サーキットに集まってくれたファンのみなさん、応援をしてくれた方々に感謝の気持ちで一杯です」
エリック・バークマン|HPD社長
「見事なレースを戦い、ポールポジションから優勝したスコット・ディクソンを讃えたいと思います。ダリオ・フランキッティはレース中にミスを犯しましたが、24位まで下げた順位をばん回して9位でゴールしました。今回のレースで、チャンピオン争いは攻守が入れ替わりました。残る2戦は、パワーがポイントリーダーとして戦い、フランキッティが追う立場になったのです。本当に残念なのですが、ツインリンクもてぎでのレースは今回でとりあえずは終了します。ロードコースでのレースはとてもエキサイティングでした。ウイナーはポールポジションからスタートしたドライバーで、オーバーテイクは期待されていたほどは多くなかったかもしれません。しかし、非常に緊迫した戦いがスタートからゴールまで続きました。最後� ��、日本の熱心なインディカーファンが、本当に大勢集まってくれたことに深く感謝いたします」
写真(C)Honda Motor Co Ltd.
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WSR:Rd.8ポールリカール 第2レース結果
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WSR:Rd.8ポールリカール 第2レース予選結果
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DTM:Rd.9オッシャースレーベン レース結果
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2011年9月18日 (日)
WSR:Rd.8ポールリカール 第1レース結果
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WSR:Rd.8ポールリカール 第1レース予選結果
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NASCAR:Rd.27シカゴランド 予選結果
■チェイスレースがスタート、ケンセス今シーズン2回目のポールポジション
マット・ケンセス (C)nascarmedia 拡大します
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INDY:ホンダモータースポーツリリース"14回目のインディジャパンはロードコース初開催"
14回目のインディジャパンはロードコース初開催
スコット・ディクソンがポールポジションを獲得
佐藤琢磨は11番手、武藤英紀は22番手から決勝に挑む
今年で14回目の開催となるインディジャパンは、この春の震災でオーバル・コースであるスーパースピードウェイの地盤沈下や隆起が発生したため、ロードコースでの開催となりました。アメリカから搬送されてきたマシンは26台、出場ドライバーは12カ国から集まり、この中に3人の女性ドライバーも含まれています。
今年の「インディジャパン ザ ファイナル」では、金曜日にプラクティスが1回設けられ、土曜日にさらに2回のプラクティスが行われました。これは、より多くの走行時間をドライバーとチームに与えることで、よりハイレベルなマシンに仕上げることを可能にするためです。
勝利サンダーバードは何ですか
合計3時間15分のプラクティスのあと、好天の下で予選は開催されました。午前中からツインリンクもてぎ上空には晴天が広がっていましたが、予選時には雲が広がり、気温、路面温度ともにさほど上がらない中でのタイムアタックとなりました。
2グループに分かれての第1ステージでトップタイムをマークしたのは、グラハム・レイホール (Chip Ganassi Racing)とスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)でした。佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)は6番手で第2ステージへと進みましたが、武藤英紀(Sam Schmidt Motorsports)は残念ながら第1ステージで敗退し、予選順位は22番手に決定しました。
第1ステージをクリアした12人で争われる第2ステージでも、レイホールがトップタイムをマーク。しかし、6人に絞り込まれたファイナルステージでは、ディクソンが1分38秒3918のベストを記録してポールポジション獲得を決めました。このポールはディクソンにとって今シーズン2度目、キャリア17度目となるものです。今季、ディクソンがポールポジションからスタートしたのは、ミッドオハイオ・スポーツカー・コースで、そのレースでディクソンは優勝しています。
チャンピオン争いを展開中のウィル・パワー(Team Penske)は、予選ファイナルで1分38秒4194をマーク。0.0276秒の僅差で惜しくも2番手となりました。その一方で、ポイントリーダーとしてキャリア4回目、3年連続のチャンピオンを狙うダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)は予選のファイナルステージへと駒を進めることができず、9番手と苦しいポジションから明日のレースをスタートすることとなります。
予選第1、第2ステージで奮闘していたレイホールは最終的に3番手を獲得し、4番手はライアン・ブリスコー(Team Penske)で、5番手は大健闘したルーキーのジェームズ・ヒンチクリフ (Newman Haas Racing)、そして6番手はインディジャパン2勝で、昨年度ウイナーのエリオ・カストロネベス(Team Penske)でした。
佐藤琢磨は第2ステージでのベストが1分38秒9194で、ファイナルステージに進むことができず、スターティンググリッドは11番手に決定しました。
明日は午前9時から30分間のファイナルプラクティスが行われ、63周で争われる決勝レースは午後1時にスタートが切られます。
コメント
スコット・ディクソン(ポールポジション)
「非常にいい一日となりました。タイム差がとても小さい、厳しい予選でした。予選の第1ステージからマシンのバランスはすばらしい状態でした。ところが、もう1セットのレッド・タイヤを投入した第2ステージでは、少々苦戦を強いられました。そこで予選のファイナルステージには、第1ステージで使ったタイヤで走ることにしました。その結果、マシンのバランスは元通りよいものに戻ってくれました。ツインリンクもてぎのオーバルとロードコース、両方で勝利を飾る初めてのドライバーに、明日、なることができたら、それはファンタスティックなことです」
ウィル・パワー(2番手)
「プラクティスでのパフォーマンスから考えれば、私たちTeam Penskeはうまくリカバリーをしたと思います。プラクティス2回目の私たちは、本当に苦しんでいたんです。そこからばん回して、予選で2番手に食い込めたのはすごいことだと思います。ただ、最後のラップをミスなく走りきれなかったのは残念でした。あのラップがうまくいっていれば、ポールを狙えていたと思うからです。最後のいくつかのコーナーで、私のドライビングが完ぺきではありませんでした。しかし、2番手ならうれしい結果です。レースでは何が起こるか分かりませんが、チャンピオンシップ獲得に向け、今週も私たちは、いるべきポジションにつけることができていると思います」
グラハム・レイホール(3番手)
「チームにとってすばらしい予選となりました。今週末の我々は、速さをずっと保てています。予選の第1、第2ステージでトップに立つこともできました。スコット・ディクソンとウィル・パワーは、ファイナルステージで見事なタイムを出していましたね。予選の第2ステージまでに一度使ったタイヤで、フロントロー・グリッドを獲得するラップタイムを記録したのです。私は2戦連続でトップ3からスタートできること、今週の自分たちのマシンの調子がとてもいいことの両方を喜んでいます。明日のレースでは上位を保ってゴールしたいと思います」
佐藤琢磨(11番手)
「昨日のプラクティスを終えた段階で、今日の予選ではファイナルステージに進むことを現実的な目標として掲げていました。昨日から今日に向けてマシンのセットアップを変更し、それが悪い方向に進んでしまったために、プラクティス2回目は最下位でした。そうした状況から、プラクティス3回目にマシンを大きく向上させ、さらにチームメートのデータも照らし合わせてマシンをチューニングし、予選に臨みました。残念ながら、自分たちの予選は11番手という悔しい結果となりました。明日のファイナルプラクティスで、タイヤのロングランでの性能をチェックし、決勝レースでは追い上げる戦いで臨むつもりです」
武藤英紀(22番手)
「金曜の走り出しから調子がよく、自分も乗れている感じがありました。しかし、路面のコンディションが少しずつ変わり、そこにマシンのバランスを合わせきれませんでした。予選ではマシンセッティングをさらに変更しました。ほかのチームも速くなりますから、自分たちもさらに上を目指さなければなりません。しかし、予選での自分たちのマシンは非常に乗りづらいものとなっていました。その上、第2グループの方が速いドライバーが多かったです。明日のレースでは、自分の周りからスタートするドライバーたちより、自分の方が速いペースで走ることができると思います。スタートからの序盤で何台かをパスし、あとは作戦もうまく利用して、上位へと食い込んでいきたいと考えています」
エリック・バークマン|HPD社長
「今日の予選で、またチャンピオン争いの行方は混沌としてきた印象ですね。今回はツインリンクもてぎのロードコースでの初めてのレースです。このような状況ではトップチームが上位を独占するとの予想もありましたが、実際に予選を行ってみたら、若い力が大活躍しています。初開催のコースがチーム間、ドライバー間の実力差を埋める効果を発揮しています。決勝レースも、オーバーテイクが難しいだろうと言われているコースですが、それも予想通りとなるかは全くわかりません。ウィル・パワーはタイトル獲得に燃えており、2番手というすばらしいスターティングポジションを獲得しました。ダリオ・フランキッティは予選結果こそ9番手でしたが、彼は豊富な経験を基にしてスマートに戦うことでしょう。そして若いドライ バーたちは、優勝や、好パフォーマンスを見せる大きなチャンスと捕らえていることでしょう。決勝は本当にエキサイティングなものになると思います」
写真(C)Honda Motor Co Ltd.
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2011年9月17日 (土)
INDY:Rd.15ツインリンクもてぎ 予選結果
■ディクソン、パワーを抑えてポール獲得
佐藤11番手、武藤22番手
スコット・ディクソン (C)INDY Media 拡大します
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2011年9月16日 (金)
INDY:Rd.15ツインリンクもてぎ セットアップデーの模様
ダリオ・フランキッティ (C)INDY Media 拡大します
9月15日、いよいよ今年で最後となるインディカーシリーズ第16戦ツインリンクもてぎは、翌16日からの走行に備えてセットアップデーイベントが行われた。
この日は、1965年のF1最終戦メキシコGPでリッチー・ギンザーの手によって初優勝を飾ったホンダRA272がコース上に持ち込まれ、ダリオ・フランキッティがデモンストレーションランを行った。
また、もてぎでは初のロードコース開催のため、コースの下見に出るドライバーやチームクルーの姿も見られた。
26台の出場マシンは、今回各プライマリー6セット、レッド3セットとレイン5セットのファイアストンタイヤの使用が許されることになった。タイヤの仕様はエドモントンで使われたものと同じで、このタイヤの出番は今シーズンこれが最後になる。
2.983マイルでの63ラップレースでは、ホンダ・オーバーテイクボタンが1回15秒間、合計15回まで使用することができ、そのうち1回はウォームアップでの使用が許される。
もてぎでは、本日16日午後3時から最初のプラクティスがスタートする。
(C)INDY Media 拡大します
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2011年9月15日 (木)
DTM:BMW:2012年DTMマシン『M3 DTM』のテスト写真を公開
9月14日、BMWモータースポーツは、ユーロ・スピードウェイ・ラウジッツリンクで2012年ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)に参戦する『M3 DTM』のテスト写真を公開した。
来年DTMに参戦するメイクのうち、いち早く実車を公開しているBMWは、今回DTMが月曜日から2日間行った合同テストに3台のM3 DTMを走らせた。テストではBMWファクトリードライバーのアンディ・プリオール(イギリス)、アウガストロ・ファーフス(ブラジル)、ヨルグ・ミューラー(ドイツ)、ダーク・ミューラー(ドイツ)の4名がステアリングを握り、マシン開発に有益なデータをもたらし、DTMに復活するBMWにとって一つのステップを踏んだ。
BMWモータースポーツ・ディレクターのディレクター・イェンス・マルクヮルトは「われわれはラウジッツリンクでのテストを明らかにポジティブにとらえている。4名のドライバーは、多くの周回を重ねてたくさんのデータを集めてくれた。ライバル達と初めてのテストは楽しいものだったが、メーカー間の力を本当に比較するにはまだ早すぎると考えている。アウディとメルセデスのマシンもわれわれのマシンと同様に美しく印象的なマシンであり、称賛したいと思う。DTMファンが、BMW M3 DTM 、アウディA5 DTM、メルセデス・Cクラスクーペによる素晴らしいシーズンを楽しみにすることができると確信しているよ」
DTMは次回9月21日と22日にハンガロリンクで2回目の合同テストを行い、BMWはダーク・ワーナー(ドイツ)、ダーク・ミューラー、アンディ・プリオール、アウガストロ・ファーフスの4名が参加することになっている。
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2011年9月13日 (火)
DTM:メルセデスも2012年DTMニューマシン『Cクラス・クーペDTM』を発表
メルセデスCクラス・クーペ DTM (C)Daimler AG. 拡大します
9月13日、メルセデス・モータースポーツはフランクフルト・インターナショナル・モーターショーで2012年ドイツ・ツーリングカー(DTM)用のニューマシンを発表した。会場にはメルセデスGPチームドライバーのミハエル・シューマッハとニコ・ロズベルグが、ダイムラー・ベンツ社の首脳陣とともに出席して華をそえた。
メルセデスの新型DTMマシンは、今年夏にワールドデビューした『Cクラス・クーペ』をベースとしている。メルセデスは、27年間のDTMで156レース中84勝と5名のチャンピオンドライバーを生み出し、シリーズで最も成功を収めてきた。Cクラス・クーペもその伝統を受け継ぎつつ、新規定DTMの安全基準に沿ったものとなっている。マシンは計6つの衝撃吸収構造を持ち。カーボンモノコックと高強度鋼のロールゲージとともに前後と側面のインパクトからドライバーを守る。
CクラスクーペのDTMマシンは、2010年6月からシュツットガルトのHWAで開発がスタートした。HWAはエンジンを含むマシンのすべてに責任を持っている。
これで2012年のDTMマシンは、BMW、アウディ、メルセデスとそのすべてが出そろった。
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INDY:Rd.16もてぎ・スケジュール/エントリーリスト
インディジャパン ザ ファイナル・タイムスケジュール
■9月16日(金) フレンドシップデイ
12:45~13:45 ドライバーサイン会
15:00~16:15 インディジャパン ザ ファイナル 練習走行
■9月17日(土) 公式予選・前夜祭
9:00~10:00 インディジャパン ザ ファイナル 練習走行
12:00~13:00 インディジャパン ザ ファイナル 練習走行
15:00~16:20 インディジャパン ザ ファイナル 予選
■9月18日(日) 決勝・フェアウェルイベント
9:00~9:30 インディジャパン ザ ファイナル ウォームアップ走行
13:00~(63周) インディジャパン ザ ファイナル 決勝
■9月19日(月)アフター・インディジャパン
* 暫時更新されますので、内容が予告無く変更となる場合がございます。来場前に必ずご確認ください。(最終更新:2010年9月7日)
インディジャパン・ファイナル、イベントの詳細はこちら。
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DTM:アウディ、2012年用のニューマシン『A5 DTM』を公開
アウディは、2012年からドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)で使用する新型マシン『A5 DTM』を公開した。実車は9月13日から開催されるフランクフルト・インターナショナル・モーターショーで展示される。
アウディ・スポーツのプロジェクト名で『R17』と呼ばれるA5 DTMは、2012年から実施されるDTMの新規定に沿って作られている。プロジェクトの3つの重要な目標は、車両の安全性、最高40%のコスト削減と2ドアクーペをベースとする人目を引きつける外観にある。
カーボンモノコックと鋼鉄のゲージからなるボディは、50以上のパーツがDTMの標準パーツで作られている。ボディ全長は5.01メートル、全幅1.95メートル、全高1.15メートル。2012年からのDTMマシンではホイールベースは2.75メートルに規定される。4リッターV8エンジンはこれまでのモデルと同様340KW(460HP)の最高出力を発生する。
その他フロントのエンジンサブフレームやトランスミッションも標準化され、サスペンションパーツの一部やホイールなどもすべてのDTMマシンで共通ものが使用される。空力面でも現在のようなリアホイール後部のウイングは許されず、より市販車に近い外観を持つ一方、リアウイングは大型化されている。
R17プロジェクトは2010年5月にスタートし、1ヶ月後にはA5をベースとすることが決定された。2011年2月からは風洞実験が行われ、7月29日にマーチン・トムゼクの手によってロールアウトした。それ以来A5 DTMのテストは進行しており、来年3月1日にDTMのホモロゲーションを受けるまでマシンの調整が続けられる
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2011年9月12日 (月)
ILMC:インターコンチネンタル・ルマン・カップ(ILMC) 第5戦 シルバーストーン6時間耐久レース"プジョー、今期3 度目の勝利"
2011年9月11日
プジョー・スポール発
驚くほどの高速バトルが繰り広げられたシルバーストーン6時間耐久レースでは、セバスチャン・ブルデー/シモン・パジュノー組が優れたパフォーマンス、持続性、信頼性と三拍子揃った力を発揮して、プジョー908 7号車を優勝へと導きました。これはチーム・プジョー・トタルにとって今期3度目の勝利です。フランク・モンタニー/ステファン・サラザン組(プジョー908 8号車)も8位に入り、プジョーは2度目の連続マニュファクチャラーズタイトル獲得へ、また一歩近づきました。
プジョー908 3度目の勝利
今シーズン3度目のポールポジションを獲得したプジョーはレースをコントロールし、ILMC3勝目を挙げて、またもやプジョー908の高いパフォーマンスレベルを見せつけました。48台もの車が走る高速レースにおいて2台が無事にフィニッシュするには、どんな小さな事故も回避しなくてはなりません。ところが不運なことに、8号車の優勝への望みはスタートからすぐに薄れてしまいました。フランク・モンタニーが後方を走る車と接触、フロント左アッパーウィッシュボーンのスプリッター交換のためにピットインを余儀なくされたのです。チームはすばやく反応、わずか9ラップの遅れにとどめました。そこからモンタニーとサラザンは前に追いつくための長い戦いを経て、見事8位フィニッシュを決めたのです。
セバスチャン・ブルデー/シモン・パジュノー組はアウディの追随を許しませんでした。わずかなミスも犯すことなく、タイヤ交換と燃料補給のためだけのピットイン。6時間後、二人のドライバーは堂々の勝利を手にしたのです。
「素晴らしい勝利です」とプジョー・スポールのディレクター、オリビエ・ケネルは振り返りました。「またもや我々の2台はしっかりフィニッシュし、ライバルのアウディより2ポイント多く稼ぐことができました。プジョーはセブリングとスパ-フランコルシャンで優勝、ル・マンでは2、3、4位に入り、イモラではワンツー・フィニッシュ、そして今回も優勝できました。まだロード・アトランタと珠海(ズーハイ)が残っていますが、すばらしいシーズンでした。新マシンは衝撃のデビュー以来、すべてのレースでフィニッシュを遂げてきました」
事故続発の最初の1時間
ポールポジション・スタートとなったセバスチャン・ブルデーは48台の先頭でスタートしました。ブルデーの乗ったプジョー 7号車はアラン・マクニッシュ(アウディ 2号車)、フランク・モンタニー(プジョー 8号車)、ティモ・ベルナド(アウディ 1号車)を従えて最初のコーナーを通過。4台は同じようなペースでラップを刻み、スタートから10分後に周回遅れの一群をとらえます。このとき、アラン・マクニッシュがまず仕掛け、トップに立ちました。セバスチャン・ブルデーだけがそれについていき、トップ奪回の機会をうかがいます。
一方、フランク・モンタニー(プジョー 8号車)は11時52分に別のマシンと接触してタイヤウォールに激突、グラベルに突っ込みました。何とかピットにマシンを戻すことはできましたが、修理に9ラップを要してしまいました。先頭では、セバスチャン・ブルデーがプレッシャーをかけ続け、トップを奪い返します。上位3台の激しい争いはアウディ2号車が別のマシンと接触するまで繰り広げられました。いくつか事故が続き、12時21分にセーフティカーが入りました。12時34分にレースが再開されたときは、セーフティカーの間に燃料補給を終えていたセバスチャン・ブルデーが引き続きトップを維持。ティモ・ベルナドが抜き返しますが、ブルデーが再びトップとなります。激しいバトルでしたが、ブルデーがトップをキープしました。
ペースをつかんだプジョー
トップに立ったセバスチャン・ブルデーは徐々にと差を広げていきます。次にチームメイトのシモン・パジュノーにバトンタッチしたとき、プジョー7号車と燃料補給のために同時にピットインした2位のマシンとの間には37秒差がありました。
「耐久レースというよりはスプリントという感じで始まったね」とセバスチャン・ブルデーは振り返ります。「スタートしたとき、コース上にオイルがあって、とても危なかった。だからマクニッシュが僕を抜いていったときはむしろホッとしたくらいだ。彼は少しスピードを落とすことになり、僕が有利になった。セーフティカー後に再開したときはティモとのバトルになった。コースの様子を見ながらお互い何回がアタックしあったよ。トラブルの多いスティントだったね」
アンソニー・デイビッドソンの代わりに入ったシモン・パジュノーでしたが、アウディに少々遅れをとり、1位から陥落します。後ろの方では8号車を駆るステファン・サラザン(15位)が何とか順位をあげようとしていました。午後2時56分、トップを行く2台が再び同時にピットイン、アウディ1号車はセバスチャン・ブルデーの駆るプジョー7号車におよそ5秒差をつけて戻ってきました。スティントの長さは両者とも26ラップ。勝負の行方が見えてきたのは午後3時46分、アウディ1号車が修理のためピットに押し込まれたときでした。1時間45分を残して、プジョー7号車がアウディ1号車に1分31秒差をつけてレースをひっぱります。
見事なレース終盤
セバスチャン・ブルデーは最速ラップを出し、シモン・パジュノーは効果的な戦略のもと、しっかりしたペースを最後まで刻み、ノーミスで走りきりました。そしてシモン・パジュノーが任務を完璧にこなしてトップでフィニッシュ、プジョー908はスパ-フランコルシャン、イモラに次ぐシーズン3度目の勝利をあげたのです。プジョー8号車もすばらしい締めくくりとなりました。ステファン・サラザンとフランク・モンタニーは代わる代わるしっかりとしたペースを刻み、総合8位にまで浮上、プジョーに貴重なマニュファクチャラーズポイントをもたらしたのです。
次のラウンドはプチ・ル・マン(USA)
次はロード・アトランタ(アメリカ、ジョージア州)です。ILMC第6戦、そして最後から2戦目となる次回には3台のプジョーが参戦します。ワークスドライバーの組み合わせは7号車 アンソニー・デイビッドソン/セバスチャン・ブルデー/シモン・パジュノー8号車 フランク・モンタニー/ステファン・サラザン/アレクサンダー・ウルツ
チーム・オレカ・マットミュットのプジョー908 HDi FAPはいつものニコラ・ラピエールに加えてニコラ・ミナシアン、マルク・ヘネの二人のワークスドライバーを迎えます。
プジョー・シトロエン・ジャポン・プレスリリース
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NASCAR:トヨタモータースポーツニュース"デニー・ハムリンが9位に入り"チェイス"入り決定!"
2011年9月11日
トヨタ自動車(株)
スポーツ車両統括部
モータースポーツ推進室
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第26戦 Wonderful Pistachios 400
開催日:9月10日
デニー・ハムリンが9位に入り"チェイス"入り決定!
カイル・ブッシュと共に悲願のタイトルを目指す
アクシデントから追い上げ6位フィニッシュを果たしたKy.ブッシュ(#18)
9月10日(土)、米国東部バージニア州リッチモンドのリッチモンド・インターナショナル・レースウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第26戦「Wonderful Pistachios 400」が開催された。
今大会は、シーズン終盤の10戦で上位のドライバー12名がポイントをリセットし、タイトルを争う"チェイス"へ向けた最後の1戦となる。今季から新しくなった"チェイス"入りの条件により、まだ3つの椅子を残した状況となっており、この時点でワイルドカードの権利を持つデニー・ハムリンに加え、まだ"チェイス"入りの可能性を残すケイシー・カーンやマーティン・トゥルークス・Jr.らが、逆転での"チェイス"入りを目指してこの26戦に臨んだ。
また、今大会決勝の翌日9月11日(日)は、2001年のアメリカ同時多発テロからちょうど10年目にあたり、カイル・ブッシュを含めた複数の車両が、スペシャルカラーリングでの出場となった。
9日(金)併催されるネイションワイド・シリーズの練習走行と予選の合間を縫って、カップ・シリーズの練習走行が行われ、午後5時35分から予選が開始。デイビッド・ロイティマンが今季初となるポールポジションを獲得。カーンが12番手、Ky.ブッシュが13番手。ハムリンは28番手と後方のスタート。11台の"トヨタ カムリ"が決勝へと進んだ。
美しい夕日から夜の闇へと移り、コースをカクテルライトが照らし始めた午後7時50分、0.75マイルオーバルを400周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。
9周目にポールポジションのデイビッド・ロイティマンと、ハムリンと"チェイス"入りを競っているクリント・ボウヤー(シボレー)が接触し、ボウヤーがスピン。これを避けようとした、ハムリンを含む後続が多重クラッシュ。ハムリンはピットでの修復を余儀なくされ、1周遅れの40位へと後退してしまった。
"チェイス"入りをかけての最後の戦いとなる今レースの激戦は、序盤から多くのアクシデントを招き、27周目には逆転での"チェイス"入りを目指しトップ10圏内を目前にしていたカーンがウォールにクラッシュ。再スタート後にはマーティン・トゥルークス・Jr.もタイヤのパンクに見舞われ後退。
周回遅れとなっていたハムリンは、38周目のこの日4度目のイエローコーションで、"ラッキー・ドッグ(イエローコーション発生時に周回遅れの最上位車両が首位と同一周回に復帰できる特別措置)"を獲得。
クラッシュの後もかろうじて周回遅れになることなくレースに復帰したカーンだったが、51周目にチームメイトのブライアン・ヴィッカーズと絡んで再びクラッシュ。カーンはここでレースを終えることとなってしまった。
この序盤戦、13番手スタートから4位まで浮上し"トヨタ カムリ"勢の最上位を走行していたKy.ブッシュは、このイエローコーションでのピット作業後、ホイールが緩むアクシデントに見舞われ、再スタート後の69周目にグリーン下で予期せぬピットイン。31位へと後退してしまった。
400周という長いレースの序盤戦から大波乱のレースとなったが、Ky.ブッシュとハムリンは、チームの素晴らしい作業にも助けられ、徐々にポジションを回復。共に、レースが折り返しを過ぎた頃には、トップ10圏内を争うまでに順位を上げていた。
その後も上位争いを繰り広げた2台だったが、首位争いまでには届かず、Ky.ブッシュが6位、ハムリンが9位と、2台共にシングルフィニッシュ。
この結果、ハムリンは見事ワイルドカードでの"チェイス"入りを決定。ハムリンはカップ・シリーズにフル参戦を開始して以来6年連続での"チェイス"進出となった。
今季首位タイとなる4勝を挙げているKy.ブッシュも勝利数×3ポイントのボーナスを獲得し、まずはランキング首位をキープ。トヨタ勢ではこの2台がシーズン最後の10戦で、12台がタイトルを争うプレーオフ"チェイス"へと進出することとなった。
いよいよ"チェイス"がスタートする次戦第27戦は9月18日(日)、米国中部イリノイ州ジョリエットのシカゴランド・スピードウェイで行われる。
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GP3:Rd.8(最終戦) モンツァ 第2レース結果
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2011年9月11日 (日)
WEC:ストラッカ・レーシング、HPDとともにLMP1へ進出
2010年のルマン24時間レースでLMP2クラス優勝を記録したストラッカ・レーシングは、来年から始まる世界耐久選手権(WEC)にLMP1クラスから出場することが決まった。
マシンはワース・リサーチが開発するHPD ARX-03aに、HPD製の自然吸気V8新型3.4リッター・エンジンを搭載する。HPD ARX-03aは今年中にアメリカでシェイクダウンを行った後、ストラッカ・レーシングの本拠地シルバーストーンへと送られる。
HPDのLP1への進出は、今シーズン初めハイクロフトと共に進められていたが、3月11日に起きた東日本大震災の影響で計画がストップしていたもの。ハイクロフトのLMP1 ARX 01eは今年のセブリング12時間レースで、オレカ・プジョーに次ぐ2位に入っている。東日本大震災からちょうど半年、その計画はストラッカ・レーシングと共にリスタートが切られることになった。
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GP2:Rd.9モンツァ 第1レース結果
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2011年9月10日 (土)
GP3:Rd.8モンツァ 予選結果
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NACAR:Rd.26リッチモンド 予選結果
■ロイテマン、今シーズン初のポールポジション
David Reutimann (C)nascarmedia 拡大します
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EF3:Rd.7シルバーストーン 予選結果
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GP2:Rd.9モンツァ 予選結果
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FIA-GT1:Rd.9北京 予選結果
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2011年9月 9日 (金)
NASCAR:オバマ米大統領、2010年チェイス進出ドライバーを祝福
President Barack Obama (C)nascarmedia 拡大します
9月7日、オバマ米大統領はホワイトハウスに2010年NASCARスプリントカップのチェイス進出ドライバー(ランキングトップ12)を招待し、5年連続チャンピオン、ジミー・ジョンソンなどを祝福した。
米大統領は例年シーズンオフにNASCARカップシリーズチャンピオンやチェイスドライバーをホワイトハウスに招くのが恒例となっているが、今年は異例のシーズン中の招待となった。そのため、何名かのドライバーはスポンサーのイベントとスケジュールが重なり出席することができなかった。
(C)nascarmedia 拡大します
この時期にドライバー達を招待したのは、アメリカの雇用情勢の悪化などから最近支持率の低下しているオバマ大統領の政治的なデモンストレーションではないかという観測もある。それでも出席したドライバーは、ホワイトハウスへの招待を名誉なこととしている。
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2011年9月 8日 (木)
INDY:Rd.15インディジャパン・ファイナル タイムスケジュール
インディジャパン ザ ファイナル・タイムスケジュール
■9月16日(金) フレンドシップデイ
12:45~13:45 ドライバーサイン会
15:00~16:15 インディジャパン ザ ファイナル 練習走行
■9月17日(土) 公式予選・前夜祭
9:00~10:00 インディジャパン ザ ファイナル 練習走行
12:00~13:00 インディジャパン ザ ファイナル 練習走行
15:00~16:20 インディジャパン ザ ファイナル 予選
■9月18日(日) 決勝・フェアウェルイベント
9:00~9:30 インディジャパン ザ ファイナル ウォームアップ走行
13:00~(63周) インディジャパン ザ ファイナル 決勝
■9月19日(月)アフター・インディジャパン
* 暫時更新されますので、内容が予告無く変更となる場合がございます。来場前に必ずご確認ください。(最終更新:2010年9月7日)
インディジャパン・ファイナル、イベントの詳細はこちら。
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NASCAR:Rd.26リッチモンド・スケジュール/エントリーリスト
■タイムスケジュール
RICHMOND INTERNATIONAL RACEWAY 2011 EVENT SCHEDULE | ||
NASCAR SPRINT CUP SERIES | ||
NASCAR NATIONWIDE SERIES | ||
Friday September 9TH | ||
07:00 | NSCS | GARAGE OPENS |
07:30 | NNS | GARAGE & REGISTRATION OPENS |
09:00 - 10:15 | NNS | PRACTICE |
10:30 - 11:30 | NNS | FINAL PRACTICE |
12:10 - 14:00 | NSCS | PRACTICE |
14:45 - 15:30 | NSCS | FINAL PRACTICE |
16:05 | NNS | QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS) |
17:35 | NSCS | QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS) |
19:00 | NNS | DRIVER INTRODUCTION-SECURITY CLEAR PIT ROAD |
19:30 | NNS | RACE (250 LAPS 187.5 MILES) |
20:30 | NSCS | GARAGE CLOSES |
Saturday September 10TH | ||
13:30 | NSCS | GARAGE OPENS |
19:00 | NSCS | DRIVERS INTRODUCTIONS-SECURITY CLEAR PIT ROAD |
19:30 | NSCS | RACE (400 LAPS 300 MILES) |
20:00 | NSCS | REGISTRATION CLOSES |
ALL TIMES ARE LISTED IN EASTERN | ||
*With Proper Credential | ||
08/11/11 NSCS RIC 11-02 TENTATIVE SUBJECT TO CHANGE |
Track Details
Completed : 1946
Distance : .750 miles
Shape : D-shaped oval
Banking : 14° turns
8° frontstretch
2° backstretch
Frontstretch : 1,290 feet
Backstretch : 860 feet
Seating : 112,029
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2011年9月 7日 (水)
NASCAR:トヨタモータースポーツニュース"デニー・ハムリンが8位に入りチェイス入りに一歩前進"
2011年9月7日
トヨタ自動車(株)
スポーツ車両統括部
モータースポーツ推進室
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第25戦 AdvoCare 500
開催日:9月6日
デニー・ハムリンが8位に入り"チェイス"入りに一歩前進
着実な走りで8位フィニッシュを果たしたデニー・ハムリン(#11)と
首位を争ったがクラッシュで23位に終わったカイル・ブッシュ(#18)
9月6日(火)、米国南東部ジョージア州ハンプトンのアトランタ・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第25戦「AdvoCare 500」が開催された。
シーズン終盤の10戦で、ランキング上位12台がポイントをリセットしてタイトルを争う"チェイス"へ向けた戦いは残すところ僅か2戦。
今季より、"チェイス"入りの条件が変更され、残り10戦の時点で、ランキング上位10台と、ランキング11位から20位の間で勝利数が多いドライバー2名となったため、ランキング10位以内でも未勝利のドライバーはまだ"チェイス"落ちの可能性があり、逆にランキング20位以内にいれば、勝利を挙げれば"チェイス"に入る可能性があるために、最後の26戦まで全く気の抜けない争いとなっている。
トヨタ勢では、カイル・ブッシュが誰よりも早く"チェイス"入りを確定。1勝を挙げたデニー・ハムリンも、ランキング13位で"チェイス"圏内につけており、昨年の同大会ではポールポジションから、エンジントラブルに見舞われるまでの74周にわたって首位を走行したハムリンの好走と"チェイス"入り確定に期待がかかった。
3日(土)午後5時10分より予選が行われ、勝利を挙げての"チェイス"入りを狙うケイシー・カーンが今季2度目のポールポジション。カイル・ブッシュとブライアン・ヴィッカーズが3,4番手で2列目に並び、同じく"チェイス"入りの可能性を残すマーティン・トゥルークス・Jr.が8番手。11台の"トヨタ カムリ"が決勝へと進んだ。
4日(日)は午後7時半にレースがスタートされる予定であったが、昼間からの断続的な雨により、レーススタートは順延。雨が止んだタイミングでジェットドライヤーカーでの路面乾燥を行い、レーススタートへの努力が続けられたが、再び降りだした雨により、この日レースは行われることなく、翌日も雨に加えて竜巻や強風が予想されていたため、安全を考慮し、翌々日の6日(火)に延期されることとなった。
1978年のミシガン戦以来、史上2度目の火曜日開催となった6日(火)は、重く雲が立ちこめる中、ジェットドライヤーカーで路面を乾燥させてのレース開始となった。3日(土)の予選の時点では30度を超える暑さだったアトランタは、この日は20度を下回る寒さとなり、それでも集まった3万人近いファンの見守る中、午前11時11分、1.54マイルオーバルを325周(500.5マイル:約800km)の長丁場で競われる決勝レースがスタートした。
ポールポジションのカーンが首位を争う一方で、3番手スタートのKy.ブッシュは10周目に2位に浮上。11周目にボビー・ラボンテが単独スピンを喫し、この日最初のイエローコーションが出されると、カーン、ヴィッカーズ、ハムリンらはコース上に残り、ピットへ向かったKy.ブッシュは20位近くまで後退。
17周目に再スタートが切られると、首位のカーンが出遅れ、後続に飲み込まれる一方で、中団グループは4ワイド(4台横一線)でのバトルを展開。Ky.ブッシュは4本交換した新品タイヤの優位性を活かし、目覚ましい追い上げで上位へ復帰した。
25周目には、ハムリンがついに首位に浮上。Ky.ブッシュが2位、ヴィッカーズが4位につけ、28周目に出された2回目のイエローコーションでは、好ピットを見せたKy.ブッシュとハムリンが最前列に並んでの再スタートとなった。
しかし、この再スタートではハムリンが遅れ、ポジションダウン。その後は速さを見せるジェフ・ゴードン(シボレー)とKy.ブッシュが首位を争い、その後方からハムリンが追う展開となった。
ポールポジションから序盤上位争いを繰り広げていたカーンは、前車との接触でラジエータを破損。ガレージでの長時間にわたる修復作業を余儀なくされ、後半コースに復帰したが大きく順位を落としてしまった。
150周目には、3位を走行していたKy.ブッシュがコーナー立ち上がりで僅かにアウト側の壁にヒット。これでバランスを崩してしまったKy.ブッシュは徐々に後退。ハムリンが3位に浮上した。
レースは折り返しを過ぎてまもなく、弱い雨が降り始め、一度イエローコーションが出された後再スタートが切られたが、201周目に再び強くなった雨と霧のためにイエローコーション。その後赤旗中断。ジェットドライヤーカーが路面を乾かし、25分ほどの中断の後レースは再開された。
241周目に、ハムリンとランキングで争っているクリント・ボウヤー(シボレー)がクラッシュし、この日8度目のイエローコーション。全車ピットに向かったが、ここで、15位前後を走行していたトゥルークス・Jr.が唯一タイヤ2本交換作戦を採り、首位へと浮上した。
しかし、ハンドリングの不調に見舞われていたトゥルークス・Jr.はポジションを守れず徐々に後退。その後はイエローコーションが出ず、グリーンピットを含むロングランの中で、ハムリンが健闘。"チェイス"入りへ向け、ランキング上位を維持するための着実な走りを遂行し、見事8位でフィニッシュ。ランキングも12位へと一つ上げ、残り1戦となった"チェイス"入りへと更に一歩前進した。
レースを通して好走を見せたヴィッカーズが11位。トゥルークス・Jr.は後半苦しみながらも14位に入った。
次戦第26戦は9月10日(土)、米国東部バージニア州リッチモンドのリッチモンド・インターナショナル・レースウェイで行われる。
ドライバー デニー・ハムリン:
「着実に走りきった。最後はかなり強いオーバーステア症状に見舞われていたが、とにかくポジションを維持することに徹した。チームにとっても良い一日だったと思う。僅かではあるが、我々は目標へと一歩進んだ。しかし、ライバルも皆強力であり、このスポーツは最後まで何が起こるかわからない。来週のリッチモンドでも、勝利を目指しながら、着実な走りをしていく。確実なのは、勝てば"チェイス"入りできるということだ」
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2011年9月 6日 (火)
Preview:今週末開催の海外レース
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ALMS:ウォルフ・ヘンツラーとポルシェが来場者新記録となる大観衆の前で優勝
プレスインフォメーション 2011年9月05日
アメリカン・ル・マン・シリーズ第7戦、ボルチモア
Bryan Sellers, Wolf Henzler (C)Porsche AG.
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)のワークスドライバー、ウォルフ・ヘンツラーは米国メリーランド州ボルチモアの市街地コースで初めての開催となったアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)第7戦においてファルケンタイヤ911 GT3 RSRをドライブし、GTクラスで見事優勝いたしました。
ALMSの来場者数で新記録となる150,000人の大観衆が見守る中、ヘンツラーが今シーズン2勝目を挙げました。コドライバーを務めたアメリカ人のチームメート、ブライアン・セラーズとともに、ドイツ人のポルシェ ワークスドライバーであるヘンツラーは手に汗握るこの2時間のレースにおいて、もっとも効率の高いGTレースカーとして環境クラスであるミシュラングリーンXチャレンジも獲得しています。
「この新しいコースでのレースを存分に愉しむことができました。そして、ウエットコンディションでなくても私達は勝てることを証明することができました」とヘンツラーはレース後、語りました。「セッティングもすばらしく、ファルケンタイヤの摩耗にもまったく問題ありませんでした。これが、今回の勝因のひとつであったことに間違いありません。スタート直後の第1コーナーの混乱を乗り切ることができたのもラッキーでした」。ブライアン・セラーズは、「いつもどおり、ウォルフが驚くほどのドライビングを披露しました。自分としては、このレースは最高のレースのひとつになりました。チーム全員が一丸となって頑張ってくれました。この勝利は彼らが勝ち取ったものです」と続けました。
Porsche 911 GT3 RSR, Team Falken Tire: Wolf Henzler, Bryan Sellers (C)Porsche AG.
前回、雨のミッドオハイオ戦で優勝しているウォルフ・ヘンツラー/ブライアン・セラーズ組は、ボルチモアではファルケンチームの勝利に向けて徐々に調子を上げていました。ウォルフ・ヘンツラーは素晴らしいスタートを切り、1周目にはトップグループを狙える位置につけて、コース上で息を呑むような追撃を見せました。16周目の右コーナーでは、ついに先行車を外側からオーバーテイクしてトップに躍り出しました。1時間後、ヘンツラーからクルマを受け取ったブライアン・セラーズは3位でレースに戻り、感動的なパフォーマンスを見せました。コーションフェーズ解除後間もなくトップの位置を取り戻し、後続に1周の大差をつけてチェッカーフラッグを受けたのです。
また、米国のカスタマーチームのポルシェ911 GT3 RSRを駆るサシャ・マーセン(ドイツ)/ブライス・ミラー(米国)組は最高位のフェラーリを退け、ボルチモアの市街地コースにおける今週末のポルシェの活躍に花を添えました。これは今シーズンのALMSにおける彼らの最高の成績でもあります。
「ALMSにボルチモアでのレースが加わったことで、シリーズがより面白くなります。観客もスーパーモータースポーツと呼ぶにふさわしいレースを観戦する機会に恵まれます」とポルシェのモータースポーツ部門のトップであるハルトムート・クリステンは語っています。「ウォルフ・ヘンツラーとブライアン・セラーズはこのレースで作戦をクレバーに、完璧に運んで見せてくれました。また、ポールミラーレーシングもすばらしいパフォーマンスを発揮して大きなプレッシャーを跳ね返し、サシャ・マーセンが4位でゴールしました」。
この生粋の新設市街地コースでは、フライングリザードモータースポーツのダレン・ロー/セズ・ニーマンのアメリカ人ペアが操るもう1台のポルシェ911 GT3 RSRがトップ10圏内の8位に入っています。しかし、ポルシェのワークスドライバー、イェルク・ベルクマイスター(ドイツ)/パトリック・ロング(米国)組は不運に見舞われました。よいスタートを切った後、このディフェンディングチャンピオン達はドライブシャフト破損のためピットに戻ることを余儀なくされます。このトラブルでトップから14周もの遅れをとり、結局11位でゴールしました。
スーパーカップ2冠のエロエン・ブリークモラン(オランダ)とアメリカ人のチームメートであるティム・パパスは、ポルシェ911 GT3カップでGTCクラス優勝を挙げています。
アメリカン・ル・マン・シリーズの第8戦は、9月17日にカリフォルニア州ラグナセカで開催されます。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
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NASCAR:トヨタモータースポーツニュース"第25戦アトランタは降雨のために順延 "
2011年9月5日
トヨタ自動車(株)
スポーツ車両統括部
モータースポーツ推進室
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第25戦 AdvoCare 500
第25戦アトランタは降雨のために順延
9月4日(日)、米国南東部ジョージア州ハンプトンのアトランタ・モーター・スピードウェイで開催が予定されていた、NASCARスプリント・カップ・シリーズ第25戦「AdvoCare 500」は、雨天により順延となった。
天候の回復を考慮し、レースは6日(火)の現地時間午前11時より行われる予定となっている。
尚、このレースの模様は、7日(水)に配信の予定。
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2011年9月 5日 (月)
NASCAR:Rd.25アトランタは雨のため2日間延期
ケーシー・ケイン (C)nascarmedia 拡大します
NASCARスプリントカップ第25戦アトランタ『AdvoCare 500』は雨のため中止となり、翌月曜日も豪雨と竜巻の可能性が高いため決勝レースは2日間延期され、9月6日火曜日の現地時間午前11時スタートとなった。
(C)nascarmedia 拡大します
トラックは朝から降り続く雨のため、6台のジェットドライヤーが出動して懸命の乾燥作業が行われた。夕方には雨足が弱まりコースの準備が整いスタートセレモニーが行われたが、スタート予定時刻の午後7時30分に再び雨が激しくなり、レース延期が決定された。
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INDY:ホンダモータースポーツリリース"ウィル・パワーが初開催のボルチモアで優勝し、ダリオ・フランキッティに5点差まで迫る"
ウィル・パワーが初開催のボルチモアで優勝し、ダリオ・フランキッティに5点差まで迫る
6位まで追い上げた佐藤琢磨は終盤のアクシデントで18位
メリーランド州最大の都市であるボルチモアで初めて開催されたインディカーのストリートレースは、東のロングビーチ・グランプリと早くも呼ぶ人が現れるほどの大盛況となりました。レース・ウイークエンドは好天にも恵まれ、野球とフットボールのスタジアムのあるエリアに設定された全長2.04マイルのコースには本当に大勢のファンが集まり、ハイスピードのインディカー・レースをエンジョイしていました。
ポールポジションからスタートしたウィル・パワー(Team Penske)は、最初のコーナーでグラハム・レイホール(Chip Ganassi Racing)の先行を許しましたが、すぐさまターン3へのブレーキングで抜き返し、トップに戻りました。その後は予選までで見せてきた速さをレースでも保ち、パワーはピットストップを行っている間だけしかトップの座を明け渡すことなくシーズン6勝目へと逃げきる圧勝を飾りました。
2位には14位スタートだったオリオール・セルビア(Newman Haas Racing)が、フルコースコーションを利用した作戦を生かして入賞し、最後列の27番グリッドからスタートしたトニー・カナーン(KV Racing Technology-Lotus)が3位フィニッシュを果たしました。彼もまたセルビアと同様のピットタイミングの巧みさで表彰台へとたどり着きました。パワーは2回のピットストップでゴールしましたが、セルビアとカナーンは一度多い3回ピットストップを行いながら、トップ3フィニッシュを成し遂げました。
その一方でポイントリーダーのダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)は、スタートと同じ4位でのゴールとなりました。パワーと同じく2ストップの正攻法で戦ったのですが、レースを通してのスピードが足りなかったため、2回目のピットストップを終えたところでパワーとの間にセルビアとカナーンに入られてしまったのでした。
これでパワーは2戦続けて優勝。対するフランキッティは2戦続けて4位フィニッシュ。2人のポイント差はいよいよ5点にまで縮まりました。残るレースはインディジャパン(ロードコース)、ケンタッキー(オーバル)、ラスベガス(オーバル)の3戦だけとなっています。
佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)は、予選でスピンをしたために28番手スタートとなるはずでしたが、26番グリッドへと2つ繰り上がりました。決勝日の朝のウオームアップでアクシデントを起こしたカナーンとエリオ・カストロネベス(Team Penske)がスペアカーに乗り換えたために、27、28番グリッドからスタートすることとなったからです。
佐藤はカナーンとは異なる作戦でポジションを着々と上げ、多重アクシデントに巻き込まれたこともありながら、レース終盤には6位までばん回していました。しかし、ゴール目前になって壁に接触してサスペンションを壊し、最後はステアリングが切れなくなってしまったためにコース上にストップ。結果は18位フィニッシュとなりました。
コメント
ウィル・パワー(優勝)
「スタートから激しいバトルになりました。レース中盤には、まるで予選アタックのように全力で10周以上も走り続けたこともありました。その結果、ピットタイミングをずらしたチームよりもポジションを前に保つことができました。自分では5位ぐらいでレースに復帰することも考えていましたが、気づけばトップに戻っていました。今日の勝利は自分のキャリアでも最高のものだったと感じています。ウイニングラップでは満員のスタンドから歓声を受け、表彰式にも大勢の人々が集まってくれていました。ボルチモアのレースは体力的にも厳しいものですが、これこそがインディカー・レースのあるべき姿です。全力を出しきり、ハイスピードで走り続けなければ勝利を手にすることはできないのです」
オリオール・セルビア(2位)
「ボルチモアのオリオールズの翼が今日はオリオール・セルビアについていたということでしょう。Newman Haas Racingは今までに100勝以上を挙げてきています。それには理由があるのです。昨年はチームにとって厳しいシーズンでしたが、今シーズンは力を取り戻しています。こうしてポイントスタンディングでは4位につけ、毎レースでトップ3争いに絡んでいます。今日のチームの作戦はまさに完ぺきでした。すぐ背後を走っていたトニー・カナーンは私と同じタイミングでピットインをしていましたから、燃費の面からも抜かれる心配はしていませんでした。残るシーズンも今日のように上位陣で戦うことができると信じています」
トニー・カナーン(3位)
「朝のファイナルプラクティスでブレーキトラブルによりクラッシュし、E.J.ヴィソのバックアップカーで出場することになりました。スタートまで時間があまりなく、チームのクルーたちは二度とトラブルを出さないよう慎重にマシンを整備する必要がありました。そのために人手が足りていない面もあり、私はシートベルト装着などを手伝いました。今日のレースはマシンを交換したことで最後列27番グリッドからのスタートとなりましたが、絶対にあきらめない気持ちで戦っていました。もし作戦で失敗しても、27番手スタートが28位に下がるだけですから、序盤に上位陣とピットタイミングをずらす策をトライしました。その後のレース中盤からチームが採用した作戦もよかったことで、私たちはこうして3位フィニッシュができまし た」
佐藤琢磨(18位)
「朝のウオームアップでアクシデントが多かったため、決勝用のセッティングを確認することができませんでした。プラクティス2回と予選の第1セグメントでの走行データだけから決勝を走るマシンを作らなければならなかったので、とても難しかったですね。そうした状況を考えればマシンはかなりうまく仕上げられていたと思います。レースは作戦もよく6位までポジションを上げたのですが、接触でサスペンションを曲げてしまい、それが徐々に悪化していった結果、最後はステアリングが切れなくなってしまいました。ゴールまで走り続けることができず残念です。今回のレースではオーバーテイクを重ね、追い上げる戦いをレース後半に実現できていました。次のインディジャパンに向けての課題も見つかりましたので、万全の� �備をして日本に帰りたいと思います」
エリック・バークマン | HPD社長
「ウィル・パワーだけが一段飛び抜けた速さで突っ走りきりましたね。彼は最大のポイント獲得を目指し、それを今回も実現してみせました。自分だけの世界を築き上げているドライバーが、自ら掲げた目標を完ぺきに達成してみせるのを目の当たりにし、とても感激しました。ランキングトップ2人のポイント差はまた縮まりました。残るは3レース、まだまだ激しい戦いが続きますね。
最後列から表彰台に上る3位にまで駆け上がったトニー・カナーンとKV Racing Technology-Lotusの戦いぶりも見事でした。
週末を通して天候に恵まれ、グランドスタンドは満員でした。今日集まってくれたファンは、インディカーのレースを存分に堪能してくれたことでしょう。すばらしいレイバー・デイ・ウイークエンドとなっていたと思います。
次のレースは日本です。春に震災に見舞われた日本でインディカーのレースを行えることを楽しみにしています。多くの人々にレースを楽しんでもらえたらと思います。きっとボルチモアと同じようにすばらしいイベントとなるでしょう。今回が日本での最後のレースになることは非常に残念ですが、もてぎのロードコースでインディカー・レースが開催されるのは初めてです。どんな戦いになるのか、非常に楽しみです」
写真(C)Honda Motor Co Ltd.
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WTCC:Rd.9バレンシア レース結果
■第1レース ミューラー勝利 選手権ポイントでも首位に
今日ヴァレンシアで行われた第1レースではイヴァン・ミューラーが貴重な一勝を挙げ、ドライバーズ部門でトップにいたシボレーのチームメイト、ロブ・ハフから首位の座を奪った。
イギリスのハフはモンテイロ、メニュとの接触事故に巻き込まれた。なんとかレースに復帰したものの結果は5位。選手権ポイントではミューラーに9点の差をつけられた。
ハフを巻き込んだメニュとモンテイロの接触事故については現在調査が進められている。
シボレーの勝利に待ったをかけようとしたガブリエル・タルキーニは、素晴らしいスタートを切って第1コーナーでは先頭にたった。しかし、ミスファイヤが原因で徐々にスピードを落とし、リタイヤを余儀なくされた。
ポディアムに立ったもう一名は、クリスチャン・ポウルセンの追い上げを僅差でかわしたトム・コロネル。ポウルセンはヨコハマ・インディペンデントクラスのトップに立った。
5位をめぐっては熾烈な争いが繰り広げられた。Javierヴィラ、ノルベルト・ミケリス、ティアゴ・モンテイロ、ロバート・ダルグレン、ステファノ・ディアステらがハフを猛攻した。
■第2レース-BMWのミス相次ぎミューラー勝利
ヴァレンシアで引き続き行われた第2レースでは、BMW勢の相次ぐミスによりイヴァン・ミューラーが白星を挙げた。
残り4ラップの時点では、トム・コロネル、Javierヴィラ、ノルベルト・ミケリスのBMW勢が上位3位におり、今シーズン初めてシボレーがポディアムを逃すかに思われた。
しかし、全てを覆すアクシデントが突如発生。トップ争いをしていたコロネルとヴィラが衝突したのだ。ミケリスも最終コーナーでスピンして、シボレーがまたしても上位3位を独占した。
この結果、数字の上ではシボレーがドライバーズ部門、マニュファクチュラーズ部門双方でのシーズン優勝を確実なものにした。
あとは、ミューラー、ロブ・ハフ、アラン・メニュのうち誰がドライバーズ部門のチャンピオンとなるのか-が見どころになる。しかし、今大会ではフランスのミューラーが重要なポイントを獲得しており、ハフとメニュから一歩リードする格好だ。
ヨコハマ・インディペンデントクラスでは、第1レース同様クリスチャン・ポウルセンが勝利。ポウルセンにとっては、最終ラップのミケリスのスピンに助けられたといってよい。
WTCC公式日本語ホームページより転載
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DTM:Rd.8ブランズハッチ レース結果
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2011年9月 4日 (日)
INDY:ホンダモータースポーツリリース"ウィル・パワーが今季7度目のポールポジションを獲得"
ウィル・パワーが今季7度目のポールポジションを獲得
佐藤琢磨はスピンでイエローを出した影響で、最後尾28番手から決勝へ
IZODインディカー・シリーズが今年からスケジュールに加えた第2のレース「ボルチモア・グランプリ」は、アメリカ建国時の13州の1つであるメリーランド最大の都市、ボルチモアでのイベントです。首都ワシントンDCの北東約40マイルに位置するボルチモアは、大西洋から大きく入り込んだ湾の奥という立地を生かして発展、現在でも全米トップ20に入る規模を誇る大都市であり続けています。
歴史ある街の人々がインディカー・レースを大歓迎していることは、走行初日の金曜日から大勢のファンが詰めかけたことでも明らかでした。メジャー・リーグの「ボルチモア・オリオールズ」のスタジアム周辺を使ったコースには、週末の土曜日になってさらに多くのファンが詰めかけ、インディカーの予選を堪能しました。フレッシュな顔ぶれも交えたトップ6が選ばれ、10分間のファイナル・ステージは激しく争われました。
ポールポジションを獲得したのは、前レースに引き続き、またもウィル・パワー(Team Penske)でした。しかし、今回の予選で彼の前に立ちふさがったのは、チャンピオン争いの相手であるダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)ではなく、若手のグラハム・レイホール(Chip Ganassi Racing)でした。パワーはセッション終盤に勝負をかけて連続アタックを敢行、その最終ラップで1分20秒2447をマーク。レイホールをわずかに0.0791秒上回り、今シーズン7度目のポールポジション獲得を果たしました。このポールは彼にとって、インディカー・キャリアでの23回目となりました。
ボルチモアの予選では、ファイナルに進むと考えられていた中からスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)とエリオ・カストロネベス(Team Penske)が第2セグメントでの敗退を喫し、彼らの代わりにトップ6入りしたのがレイホール、セバスチャン・ブルデー(Dale Coyne Racing)、ライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)といった選手たちでした。
レイホールは惜しくもポールポジションを逃しましたが、今季ベストとなる2番グリッドを獲得しました。3番手はライアン・ブリスコー(Team Penske)でした。
ポイント・リーダーのフランキッティは、2レース続けて4番手と、苦しいグリッドからスタートを切ることになりました。パワーはチャンピオンシップ・ポイントで、フランキッティとの差を2戦続けて縮めており、明日のレースもポールポジションからスタート。シーズンが終盤戦に突入したところでランキング1、2位が逆転する可能性が見えてきました。
佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)は、予選の第1セグメント、第2グループに出走し、3番手に入るタイムを出したのですが、その後にスピンを犯してフルコースコーションを出してしまったため、ルールによりセッション中のベスト2ラップがカウントされなくなり、最後尾の28番グリッドから明日のレースを戦うこととなりました。マシンの仕上がりを向上させ、第2セグメント進出は確実だったのですが、ヘアピンへのブレーキングでギアが抜けた状態となり、マシンはトラクションを失ってスピンに陥ったのでした。
コメント
ウィル・パワー(ポールポジション)
「最終ラップが僕の持っているすべてでした。ポールポジションは明日のレースでアドバンテージになると思います。私は、だれかを抜く心配をしなくていいのですから。ここはストリートコースなので、多くのフルコースコーションが出る可能性もあります。だからレースでは、できる限り多くのラップをリードして、ポイント差を少しでも縮められるよう全力を尽くします。今日も私たちはポール獲得で1点を加算できました。私たちはポイント差を着々と縮めていかなくてはならないのです」
グラハム・レイホール(2番手)
「いいタイムを出せていました。しかし、チームからの無線で、ウィル・パワーが逆転するかもしれないと知らされたので、スピードを落としてタイヤを少し冷やすようにしました。そして、その次のラップにもう一度アタックをしようと考えたのです。そのラップでシケイン通過が今ひとつだったことから、タイムを少しロスしてしまいました。ポールポジションは惜しくも逃しましたが、今週の我々は、チームとしてうまく機能していると感じています。そして、ボルチモアのストリートコースはすばらしいものになっていると思います」
ライアン・ブリスコー(3番手)
「昨日のプラクティスでは、アクシデントを起こしてしまいました。それを考えれば、今日の予選で力強い戦いを見せられたことはうれしいですね。今日の私は、自らに自信を取り戻すことを目標に定め、すべてのコーナーに、より深く飛び込んでいくよう心がけていました。マシンのハンドリングも今日は非常によかったです。昨日のアクシデントの後、私はチームメート2人のセッティング・データを参考にさせてもらいました。彼らはとても速く、乗り易いマシンになっていると話していたからです。強豪の中にもファイナル進出を失敗するところがある中、私たちはファイアストン・ファスト6で戦うことができました。これはうれしいことでした」
佐藤琢磨(28番手)
「予選にはとてもいいフィーリングで臨むことができました。数周をトラフィックの中で過ごした後、第1セグメントを通過するに十分なラップタイムをマークしました。ところが悔しいことに、その次のラップはもっと速かったはずだというのに、ブレーキングでのダウンシフトで問題が発生し、駆動力がつながらなくなって、エンジンをストールさせてしまったんです。それがフルコース・コーションを招き、私は最速2ラップをはく奪されることになりました。イエローが解けてから再び走り、そこでも第1セグメントをクリアできるラップタイムを記録したのですが、そのラップも自分にとってはセッション内で2番目に速いものとして剥奪されることとなりました。予選の結果には非常にガッカリしています。しかし、明日のレース� ��は全力を出しきって戦います」
ロジャー・グリフィス | HPD テクニカル・ディレクター
「すばらしい予選でした。トップ6による戦いとしては、これまでのベストの1つに数えられるものだったと思います。ウィル・パワーのポールポジションは、計測終了のギリギリ前に決まりました。それまではグラハム・レイホールが今年初のポールを獲得するかと思われていました。セバスチャン・ブルデーがDale Coyne Racingのマシンをファイナル・ステージに進出させたのも見事でした。Team PenskeとChip Ganassi Racingだけではなく、Andretti Autosportも速く、KV Racing Technology-Lotusも佐藤琢磨が予選第1セグメントで速さを見せていました。明日のレースも、だれが勝つか予測のつかない、激しい戦いになりますね。雨が降る可能性もあり、そうなった場合には、さらにだれが勝つかが分からなくなるでしょう。チャンピオン争いの行方を含め、明日のレースは非常に楽しみです」
写真(C)Honda Motor Co Ltd.
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NASCAR:Rd.25アトランタ 予選結果
■ケイン、今シーズン2度目のポールポジション獲得
ケーシー・ケイン (C)nascarmedia 拡大します
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WTCC:Rd.9バレンシア 予選結果
■ミューラー、3戦連続のポールポジション
今日のリカルド・トルモサーキットでは、現チャンピオンのイヴァン・ミューラーが終始好調な走りをみせた。2回行われたプラクティスセッションではタイムシートのトップに立ち、その後の予選でも首位につけた。これはミューラーにとって連続3度目、シーズン4つめのポール。チームシボレーにとっては、これまで行われた9大会で9つ目のポールとなった。
そのミューラー、明日の第1レースは、獲得ポイントで現在首位を行くチームメイトのロブ・ハフとともにフロントからのスタートとなる。2列目からスタートするのは、SUNREDのガブリエル・タルキーニとティアゴ・モンテイロ。
もう一人のシボレー選手アラン・メニュは、トム・コロネルのBMWに次ぐ6位に終わっている。
スペイン人選手らは振るわなかった。ペペ・オリオラは惜しくも11位に終わり、第2レースでポールからスタートする機会を失った(リバースグリッド制に基づく)。Javierヴィラはノルベルト・ミケリスに0.028秒及ばず、ヨコハマ・インディペンデントクラスのポールポジションを逸した。
第1予選-スタート早々攻めにでたのはJavier ヴィラ。1:44.395は序盤の最速ラップタイムとなった。しかし、残り8分のところでガブリエル・タルキーニが1:43.907を記録。これが第1予選の最速ラップとなった。
3位は1:44.047を出したノルベルト・ミケリス。5位は1:44.086を出したティアゴ・モンテイロ。両選手とも後半にタイムをあげてタルキーニに近づいた。
その他シボレーの選手に関しては、アラン・メニュがタルキーニ続く2位(1:43.992)。ロブ・ハフは1:44.060 のタイムで、ミケリスとモンテイロの間の4位に入った。
ペペ・オリオラは惜しくも10位の座を奪われ、第2予選への進出を逃した。第2予選に進出していれば第2レースのポールも獲得できていただけに無念な結果となった。これは、ミケル・ニキェールが最後の最後で8位に順位をあげたためである。第2レースのポールポジションはフランツ・エングストラー。オッシャースレーベン大会同様、白星をあげることができるのか?―見ものである。
第2予選へ進出した選手はタルキーニ、メニュ、ミケリス、ハフ、モンテイロ、ミューラー、ヴィラ、ニキェール、コロネル、エングストラー。
第2予選-現チャンピオンのミューラーは、ポールポジションを獲得すべく第1ラップから飛ばした。1:42.985のタイムを出し、その他9選手がこれを上回るのは無理かと思われた。後半、ガブリエル・タルキーニが1:43.182を出して2位に。 その直後にロブ・ハフが1:43.105のタイムでタルキーニを3位に追いやった。
しかし、ミューラーは自身の最速ラップを更に上回る1:42.649をマーク。セッションが終わる直前には、ノルベルト・ミケリスが7位でJavierヴィラを抜きヨコハマ・インディペンデントクラスのトップに立った。
WTCC公式日本語ホームページより転載
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DTM:Rd.8ブランズハッチ 予選結果
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2011年9月 3日 (土)
FIA-GT:Rd.8オルドス 予選&予選レース結果
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Auto GP:2012年に日本での開催を計画
今年2年目となるAuto GPシリーズは、2012年に現在のヨーロッパからそのカレンダーを拡大し、ブラジル、アメリカに加えて日本での開催を計画していることを明らかにした。
開催サーキットはそれぞれクリティバ、ソノマ(インフィネオン)、鈴鹿が候補としてあげられている。これにより2012年のシリーズは2011年より1ラウンド増えて全8ラウンドとなり、そのすべてが世界ツーリングカー選手権(WTCC)との併催となる。
シリーズではWTCCとそのテレビ放映を行っているユーロスポーツとの間で調整を重ねており、ヨーロッパ、アメリカ、日本と世界的な展開を実現したいとしている。
Auto GPは旧ユーロF3000を2010年からリニューアルしたもので、ロメイン・グロージャンが昨年の初代チャンピオンとなっている。ユーロF3000時代にはフェラーリF1ドライバーのフェリッペ・マッサや、GP2ドライバーのルカ・フィリッピ、BMWワークスドライバーのアウガストロ・ファーフスなどもチャンピオンに名を連ねている。
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2011年9月 2日 (金)
GT3:ポルシェ、911GT3 R の2012年モデルを発表
プレスインフォメーション 2011年9月02日
911 GT3 R 2012年モデル
より優れたドライバビリティをそなえた
カスタマーレーシングチーム用GTマシン
2012 Porsche 9IIGT3 R (C)Porsche AG. 拡大します
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は世界中のカスタマーレーシングチームから、その素晴らしいハンドリングとスピードで人気を博している911 GT3 Rの2012年モデルを発表いたします。
4リッター水平対向エンジンはインテークシステムの最適化により、最高出力が20ps増加して500ps(368kW)を発生します。ステアリングホイールのパドルシフトはより素早くシフトチェンジを容易にして、ドライバーはブレーキングに集中することができます。さらにブリッピング機能の追加などトランスミッションのプログラミングを最適化したことでシフトミスやオーバーレブが起きることはほぼなくなりました。
ドグタイプの6速シーケンシャルトランスミッションは、その増大したパワーにあわせて強化されています。サーキットにおける安全性の向上とドライバーへのアシストのため、911 GT3 Rのトラクションコントロールシステムは2010年のデビューから進化を続けており、ABSはブレーキをより的確にコントロールします。
911 GT3 Rはポルシェ のカスタマーレーシングチーム向け車両のラインアップ中、ちょうど真ん中に位置するモデルです。ベーシックモデルとしては、世界で最も売れているレーシングマシン、911 GT3 Cupが存在しています。911 GT3 Rの上にはGT2カテゴリー用のレーシングマシンでアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)やル・マン・シリーズ(LMS)、そしてル・マン24時間などで活躍する911 GT3 RSRが用意されています。
ニュー ポルシェ 911 GT3 R のデリバリーは2011年11月より順次開始されます。ポルシェ モータースポーツでは、2010年および2011年モデルの911 GT3 Rに対して、2012モデルのスペックアップデートキットを用意いたします。
ポルシェ・ジャパンKK.プレスリリース
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Special:TMG、EVマシンでのニュルブルクリンク北コースのラップレコードを更新
TMG EV P001 (C)Newspress 拡大します
トヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)は、EV P001と呼ばれる電動プロトマシンによるニュルブルクリンク・北コース(オールドコース)でのラップレコードを更新した。新記録はこれまでEVマシンによる全長20.8Kmの同コースのラップ9分1.333秒を大幅に短縮する7分47.794秒だった。ヨッヘン・クルムバッハがステアリングを握っている。
EV P001は2つの電気モーターを持ち100%電気エネルギーで作動、最大トルク800Nmを発生し最高速度は161mphに達する。今回の走行では北コースを独占使用したものだが、タイヤは完全に公道用のものが使用された。TMGの今回のテストでの目標はラップ8分を切る初のEVマシンとなるものだったが、比較的低い気温と天候に恵まれテスト目標タイムを大幅に短縮して見せた。
TMGでは、今回のプロジェクトをEVマシンのサーキットでの大きな可能性を示すものと位置づけている。通り過ぎる風の音、タイヤのスキール音、巨大なトルクによる独特のマシンの動きは十分に刺激的なものだとしている。
迫力あるEV P001の走行シーンをご覧いただきたい。
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FIA-GT1:今週のオルドスに続いて北京での連戦が決定
FIA-GT1は、今週末にオルドス(中国、内モンゴル)で行われるシリーズ第8戦に続いて、来週末に北京市街地コースで第9戦を開催することを発表した。これは10月に行われる予定だったブラジル、クリティバでのイベント中止に伴う代替レースで、すでにFIAの承認を受けている。
(C)FIA-GT1
シリーズプロモーターのステファン・ラテルは、この決定が中国経済がシリーズ参加メーカーにとって重要な市場として急速に成長してきたことをあげている。チーム・チャイナ・レーシングのチェアマン、Liu Yu氏によれば、ゴールデンポートに設営されるコースは全長3,300メートル、250,000人の観客動員を見込んでいるとしている。
FIA-GT1シリーズは北京の後、11月6日にアルゼンチン・サンルイスで最終戦を開催する。
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2011年9月 1日 (木)
INDY:武藤英紀 「インディジャパン・ザ・ファイナル」 参戦のお知らせ
2011 年9 月吉日
株式会社 布袋寅
武藤英紀 「インディジャパン・ザ・ファイナル」 参戦のお知らせ
この度、武藤英紀は9 月18 日(日)にツインリンクもてぎで行われる「インディジャパン・ザ・ファイナル」に参戦いたします事をご報告申し上げます。
昨年まで3 年間フル参戦しておりましたインディカーシリーズですが、今年は解説者という立場で、レースを追って参りました。 また、今シーズンはSUPER GT というフィールドで戦い、毎戦多くの事を学び、成長しております。 そのような状況の中、今年で最後となる「インディジャパン」に挑戦したいという強い気持ちが芽生え、参戦に向け活動して参りました。 その結果、この度 株式会社オートバックスセブン様、amsc の皆様をはじめとして、多くの方々のご協力を頂きスポット参戦できます事を、心より嬉しく思い、感謝しております。
昨年までの「インディカー・シリーズ」フル参戦で培ってきた経験と今年新たに発見できた事を全て出し切り、「インディジャパン・ザ・ファイナル」を更に盛り上げ、悔いの残らない戦いをしたいと思っております。また、インディジャパンが開催されるツインリンクもてぎ周辺は、今回の震災により被災地となっております。
昨年まで多くの方々にご声援を頂きました。ツインリンクもてぎで、いいレース、いい走りをお魅せし、皆様に元気を届けたいと思っております。インディジャパン・ザ・ファイナル、全身全霊で戦って参ります。皆様の温かいご声援を頂けますよう、宜しくお願い申し上げます。
Team :Sam Schmidt Motorsports #17 サム・シュミット モータースポーツ #17
Driver:Hideki Mutoh 武藤英紀
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